はじめましてnote
はじめまして。Yellowと申します。
まずは読んでみようと思ってくださりありがとうございます!
とても嬉しいです。
noteを通して誰かの好奇心をくすぐってみたり、合間時間で少し日常を忘れて息抜きになるような記事を書きたいと思ってます。そして私自身もアウトプットすることでリラックスしつつ、新たな発見をするワクワクできる場になれば良いなと願っております。
自己紹介
Los Angeles在住
海外生活の長い日本人、左利き
だいぶマイペースな性格と自覚しております
今、書きたいと思っていることList
シングルライフと好奇心
海外生活が長い理由
他人をメールや初見で見分けるポイント
好きなことを続けることってどういうことか
集団行動を避ける
シングルライフと好奇心
はじめての記事は、noteを書こうと思うきっかけにもなった"シングルライフと好奇心" にしてみます。
私は現在シングルであり、異性の方と二人で住んでいます。年齢はお互い30代。オンラインサイトで募集をして知り合い、一緒に住みだして半年近くになります。
アパートは2Bedroom 1Bathで、私と当時お付き合いをしていた方で借り、コツコツ集めた家具や植物がつまったこだわりの癒し空間です。別れをきっかけに私だけが残り、今一緒に暮らしている方も含め性別、年齢、国籍を問わず一部屋を貸してます。
Los Angelesの家賃はとにかく高いので、正社員でそこそこの立場で働いていても一人で住み、貯金をするのは大変です。スタジオでも月$1500くらいの家賃を払えないと治安の良いエリアに一人では住めないし、$1000以下なんて治安が悪くても物件がないです。(2024年現在)
今の収入で一人で暮らせないことはないですけど、、年1回 日本帰国、欲しいものを買っても安心できるだけの貯金。ずっとシングルと腹をくくってもいないので、新しいパートナーや子供、犬も飼いたいな。なんて考えるとエクストラマネーは必要ですね。そこで部屋を貸しているってわけです。
最初の頃は、良い関係を築きたくて相手の希望をできるだけ叶えてましたが、だんだん自分が窮屈になってしまいました。なんでもイエスマンではダメですね。線引きが必要でした。一般的なルームシェアの在り方にとらわれすぎていると気づき、私は何をされたら嫌なのかを思い返して契約内容を変更し、募集内容も飾らずありのままを伝えるようにしました。それからは退去後も交友関係を続けられるような方と暮らせています。
部屋を貸すことで普段の生活では接点のない、まったく違う人生を送っている人に出逢えるのは貴重で良い刺激になります。今の生活をポジティブに捉えているのですが、、
30代。シングル。他人(しかも異性)との二人暮らし。
同じような生活をおくっている方はいらっしゃいますか?
もしいたら、その二人はどんな感覚で日々を過ごしているのか興味があります。海外では異性同士で住むのはよくあると言いますけど、この年代で他人と二人きりなケースは少ないのでアメリカでも少し驚かれます。
日本でこの生活を受け入れてもらうのは更に難しいですよね。しょうがないと割り切っていますが帰国をした時にしんどいのが日本では"この年齢はこうあるべき"と決まっていることです。私の生活を話すと「もう結婚と子供は諦めたの?」と質問をされ、最終的にはかわいそうと憐れまれ、励まされます。もう諦めないとダメですか?と思いつつ、話を早く終わらせたいから「頑張ります!」と笑顔でそそくさ退散。妹がバツイチの子持ちで、元旦那さんは現在、軽自動車に住んでいる生活力の無い人なので、
"結婚(誰かとペアになる)=幸せ"
このバイアスが両親に無いのはありがたいです。祖母は会うたびに「一緒に居たい人がいたら素敵だけど、無理して誰かと居る必要はないよ」と言ってくれます。祖父は私が子供の頃から30代になった今でも「いじめられてないか?」と必ず聞いてくれます。何歳になっても守ってくれようとしているんですよね。愛を感じてとても幸せな気持ちになります。祖母と祖父の真似をして、私も甥っ子たちに同じ言葉を伝えてます。
こんな家族と海外に長期で住めるだけの過去の自分の努力、健康な体、恵まれた人間関係に支えられて私は海外でシングルライフを過ごしてます。
そんな私が最近気になるのルームメイトはこの暮らしをどう思っているのかです。ある程度は割り切っているけど、やはり異性なので100%意識しないってのは無理なんですよ。今まで誰かに共有したいほど意識してしまう人はいなかったのですが、今の方はつい気になってしまいます。
常識のある穏やかな方です。適度な距離感で一緒に住んでいてとても居心地が良い。引っ越すと言われたら笑顔で見送れますが、多分失恋に近い感覚の悲しい気持ちになるんだろうなと心構えをしてます。そんなに深い話をしたことはないので、根本的な人間性はわからないですが、存在を感じると安心します。この人を失ったら悲しいだろうなと感じてしまうのは真意はわからないけどほっこりすることが日常で多いからです。
冷蔵庫の中のラインナップが似てきたり
玄関の靴が同じ色の配列で並んでいたり
本人はその場に居なくても、あ。同じだ。とクスッと笑ってしまう。
ルームメイトはチョコレートが好きで冷凍庫にストックしているのですが、私がいただき物のチョコレートを冷蔵庫に置いておいたら、私もストックしだしたと笑てしまったと話してくれました。
ああ。あなたも私がいない時にそんな風に笑っちゃう時があるんですね。と私もついまた笑ってしまいました。
些細な瞬間ですが愛おしいです。違う形で出逢えていたら私はどうしていたのかな、、と思うけど、一緒に住んでいるからこそ芽生えた曖昧な感情なのでしょうがないなと受け入れてます。
言葉にする気も行動を起こす気もないですよ。この二人暮らしが終わる時がスタートなのかもしれないです。まあ、その時にお互いがシングルかはわからないですけど。
今抱いてる気持ちは曖昧、未来も曖昧
曖昧だらけだけど不安はない。きっと大丈夫って受け入れられる私は、それなりに色々経験してきた30代なんだなと実感してます。
「そもそも他人の異性同士で住むことは成り立つの?」
不信に思う方もいらっしゃいますよね。私自身もそうでしたが、これが意外と成り立つんですよ。
少し脱線します。私は21歳の時にひとりでアメリカに住むと決めました。
アメリカに親戚が居るので、皆さんが想像するよりはるかに低いハードル、そして$1/79円の円高という追い風にのって飛びました。
その当時、オンラインの掲示板でサブリース募集をしている日本人の方がいて、連絡を取り合い、顔も素性も知らないその方に空港まで迎えに来てもらってアメリカ生活がスタートしました。家へ行くとトルコ人と日本人、どちらも異性のルームメイトが居ました。
今思い返すと若さゆえの行動力と危ない目に合わなかった幸運に感謝してます。ここで事件が起きてアメリカ嫌だ!帰る!となる方もいると思いますが、私の人生ではそれが起きなかった。これが海外生活が長い理由のひとつです。単純に私とアメリカは相性が良いんですよね。この詳細はまたの機会に。
話を戻します。経験をする前は異性との生活に色々マイナスな考えを巡らせて気を張っていましたが、そんな不安はすぐに消えました。なぜならルームメイト同士深く関わろうとしないです。それは何か起きた時に巻き込まれたくないし、自分に非が無いようルームメイトと接する時は誠実さを第一に考えます。いきなり出ていけ!ってなったら困りますものね。
誠実さを第一におくことは特に異性同士だと強いのではないでしょうか。"異性が性欲の対象"というバイアスは多様性が広がった現代でも根深いです。だからこそ無意識に距離感をやや広めにとるし、距離を保ちます。反対に同性同士は気を使うのを徐々に忘れてトラブルに発展することが多いです(経験談)。
これからルームシェアを考えていらっしゃる方に注意していただきたいのは、ルームシェアは多少の運もありますが、メールのやりとりや実際に会ってみた印象で自分と合うか、合わないかを見分けるスキルが必要です!
誠実な方がほとんどで、常識があれば自分を守るために距離を取るものです。ただ、後先考えずに自己中心的な欲求をルームメイトにぶつけてくる人もいます。これは性別に限らずです。同性でも依存されると怖いですよ。値段や立地に惑わされないで。少しでも違和感を覚えたら諦めて違う物件を探してください。探すのは根気がいるので疲れてここで良いやと契約してしまうと後々苦労します、、この話も今度じっくり書きたいと思います。
今回の記事のポイントは、同性だから一緒に住んでも安心ではなし、異性だから危ないわけでもないです。年齢や性別にとらわれず自分にとって居心地の良い人と時間を共有できることはとても幸せなことです。
ただ、一緒に居る時間が居心地が良いから好きとすぐ判断してしまうのは危ないと思います。例えば私は今のルームメイトを気になっているけど、私が知っている相手のことって1%程度です。残りの99%は私の期待と想像。
本当に相手のことを知るには時間がかかります。
「あの人、良い人なんです」
社会人だと勤務時間は平均8時間。そのくらいは人って「良い人」を演じられます。笑顔でポジティブで親切でフレンドリーな人を演じなければ生きていくだけのお金稼げないです。
本気で笑いかけているのか、気を使って笑ってくれているだけなのかを見分けるのは難しいです。私自身が今どっちで笑っているのかさえわからなくなります。そんな社会だからこそ、わからないが答えで良いと思うし、マイナスの方を選ぶ必要はない。曖昧で良いじゃないですか。
Yellow