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非エンジニアの私でも入社1ヶ月でRedash(SQL)を攻略できた「3種の神器」
この記事はFOLIO Advent Calendar 2024最終日の投稿です🎄
開発に関する投稿、働き方に関する投稿、私生活についての投稿、
コンテンツたっぷり見応えのあるFOLIOのAdvent Calendar、ぜひチェックしてみてください👀!
11月に入社したひよっこPdM🐥
お疲れさまです、FOLIOでROBOPROというサービスのプロダクトマネージャーをしている「いぐち」です!
FOLIOではAI投資「ROBOPRO」をはじめとする、to C、to B向け金融サービスを取り扱っています。
ROBOPROのプロダクトマネージャー(以下PdMと表記)をしてます、と自己紹介をしましたが、実は私11/16にFOLIOに入社したほやほや社員です。
(FOLIOのPdM採用戦略記事です、入社を決めた背景等コメントさせていただいております、こちらもぜひご覧ください!)
前職でもPdMをしていましたがこれまでのキャリアとしては、
営業→事業開発→マーケ→プロダクトマネージャー
とキャリアチェンジをしているため、PdMはまだ3年程度の経験値です。
そんなひよっこPdMとしてFOLIOへ入社し、まずはユーザー、プロダクトを理解したいと思いインプットを始めましたが、Redashが使えないと思うように作業が進まない!という壁にぶち当たりました😨
もちろん周りのエンジニアさんに力を借りることもできますが、気になったことをその場ですぐ調査し仮設を立てたりデータをもって会話できるようになりたい!と思い、
これを機にRedashを攻略しよう!と行動を開始しました!
同じような経験をされた方っているんじゃないかな?と思い、今回私がどうやってRedashを攻略したかを記します📓
3種の神器その①「Progate」
まずはSQLがわからないと話にならない、ということで上長に相談をしてProgateを始めました。
(上長も非エンジニアですがゴリゴリRedashを使いこなしていたため、どうやって学んだかを教えてもらうとProgateを使ったとのこと!)
前職もRedashは使っていたため初歩知識はありましたが、自分でSQLはほとんど書けない状態だったため、Progateに課金しSQLレッスンを一気にインプットしました。
(Progateは課金せずとも使えるサービスですが、レッスンを進めるに連れて課金ユーザーのみ使えるレッスンなど出てきて、自分へ喝を入れるためにも課金しました!笑)
構造を理解することはそこまで難しくなかったというのと、(開発言語わからない私でも問題なしでした!)
Progateはレッスンで実際にSQLを書いてみるため、インプットしたことをすぐにRedashで使ってみることができ、学んだことに速攻性があるなと感じました!
この体験で改めて感じたのは、
課金してしっかり価値を感じられるプロダクトってやはり素晴らしい✨
ユーザーさんがサービスを使ったことで満足感、役務を得られる、その実感が大事だなと改めて痛感しました。
3種の神器その②「Copilot(生成AI)」
次に、いま話題の生成AIをフル活用しました!
FOLIOはリモート勤務がメインのため、自宅で一人で悩むというシチュエーションもあります🥺
そんな時は生成AIを相棒にして、質問攻めして使いました笑
1回で理想状態のデータを出すことは難しかったので、生成AIと会話しながらクエリを磨いていきました!
実際のやり取り↓
![](https://assets.st-note.com/img/1734414324-41vKFbMt8oEiTCO0BkV6QyDZ.png?width=1200)
生成AIにSQLサポートを相談する際のポイントは、
まず簡単にクエリを作成(select *とfromくらいでOK)
作成したクエリをどう修正してほしいのか条件を考える
作成済みのクエリと修正条件を一緒に投げる
自分が意図していたSQLになっているかどうかは、生成AIが返してくれる回答にどういうクエリなのか補足を書いてくれているので、そこで確認するのがおすすめです!
また、生成AIが作成してくれたクエリをRedashで回してみるとエラーが返ってきてしまう時もありますが、そんな時も生成AIを頼りましょう!笑
出てきたエラー内容を再度生成AIで質問すると、どこがいけないかを読み取り書き直しをしてくれます。
自分でエラーの内容を読み解こうと思うとけっこう時間がかかってしまうので、迷わず生成AIを頼っていきましょう!笑
![](https://assets.st-note.com/img/1734589949-1a0Yw8AVBZD5SxvbdK7sicT2.png?width=1200)
生成AIが修正してくれたクエリを読むことで、「あ、そんな書き方もあるんだ!」という気づきもあり、次は真似してこういう風に書いてみよう、というスキルアップにも繋がっています!
3種の神器その③「テーブル定義書」
今回私が爆速でRedashを攻略できた最大の勝因が、この「テーブル定義書」です👑
FOLIOでは社内ドキュメントとしてConfluenceを使用しており、このConfluenceにData martのテーブル定義書が作られています。
Data martの運用にあたってはBIチーム(ビジネスインテリジェンス)という専属のチームがあり、エンジニアさんがそのテーブルはどんなデータが紐づいているか、どう使えるか、カラムはどうなっているか、等を記載したテーブル定義書を作成してくれています。
![](https://assets.st-note.com/img/1734414898-Iwl5mF3XLYiRK7pPuMArSyb4.png?width=1200)
これが本当にRedash初心者の私には重要な情報源でした🥺!
非エンジニアの身からすると、Data martがあってもテーブル構造を理解できないとSQLが書けない…、という課題感がありましたが、このドキュメントがあることでこのテーブルではどんな情報が取れるか、どんなカラムがあるのかが一目で理解できました!
FOLIOのこのドキュメントの運用は、
定期的にBIチームとプロダクトチームがmtgを実施
プロダクトチームからこういうデータが欲しい、というオーダーを伝える
そのデータはどういう目的で使いたくて、どういう状態になっているのが理想か、をすり合わせる
BIチームがData martとテーブル定義書を作成
といった流れで運用しています。
実際にドキュメントを作成しているエンジニアさんに運用にあたってのポイントを聞くと、
ビジネスを動かす要素の一つがデータを見ること。
データを見るというのは、どうデータをビジネスに活かすか?が根本。
どんなデータを見るとビジネスが動くか、をみんなで決めている、
決めるにあたって関わる人たちが同じ目線、同じ定義で話せるように作っている。
とコメントが…。
これ、非エンジニアの私からするととても心強い言葉でした🥺
エンジニアさんと話す際、専門用語が分からなくて認識合ってるかな?って不安になる瞬間もあるので、同じ目線、同じ定義で話せるように、というのは本当に心強い言葉でした✨
そんな視点で作られたこのドキュメントのお陰で今回私は爆速でRedashを攻略できており、作り手の思いがしっかり届いて活躍している!と改めて噛みしめながら今日もドキュメントを使っています!
最後に
FOLIOに入社してFintechサービスに初めて触れてみて、同じ領域のプロダクト改善事例などを探してみましたが、なかなかないな~、と感じたのが正直な感想でした。
サービスの性質上なかなかオープンにできない情報も多いと思いつつ、ユーザーさんにとってより良い体験やサービスを提供していきたいという思いは皆さん同じだと思うので、少しでも参考になるような話題を発信していけたらと思います。
以上、FOLIO Advent Calendar 2024最終日の投稿でした!
FOLIOでは、一緒に働く仲間を募集してます🌟
この記事を読んでみてFOLIO気になるな、と思っていただけたらぜひエントリーお待ちしています!