年末調整の時期がやってきました
こんちは!
FIFAカタールW杯が盛り上がっております。
今回のW杯では、格下チームが格上チームに勝ち切るジャイアントキリングを起こしている試合が目立つように感じます。
日本も格上ドイツに2-1の逆転勝利!
あの試合はとても興奮しました。
これからは予選リーグが終わり、決勝トーナメントが始まります。
どの国が勝ち上がるのか、展開が楽しみで仕方ないです。
さて、話は変わりますが2022年も残り1ヵ月となりました。
年末のイベントといえば、大晦日、クリスマス、そして年末調整ですね。
年末調整の提出時期となると年末を感じます。
年末調整をする理由、したほうが良いのでしょうか。
今回は年末調整に関して、紹介していきます!
目次は以下の通りです。
年末調整とは
「年末調整」とは、簡単にいうと「所得税の過不足を精算する手続き」のことをいいます。
会社が給与を支払うときに、従業員の給与や賞与(ボーナス)から所得税を徴収します(源泉徴収)。
本来徴収すべき所得税の一年間の総額を再計算し、源泉徴収した合計額とあらためて比較することで、「過不足金額」を調整(精算)することが「年末調整」です。仮に余分に源泉徴収をしていた場合、その差額は従業員に還付される、という仕組みです。
過不足金額が発生する理由は、毎月徴収していた所得税額はあくまで概算であり、12月の年末調整で初めて金額が確定するから、というのが大きな理由のひとつとなっています。
また概算で徴収を行っている所得税は、控除分を考慮しての計算ではない為、年末調整の際に控除分も還付されます。
年末調整で申告できる控除
年末調整で受けられる控除は以下の通りです。
基礎控除
配偶者控除・配偶者特別控除
扶養控除
障害者控除
寡婦控除
ひとり親控除
勤労学生控除
生命保険料控除
地震保険料控除
社会保険料控除
小規模企業共済等掛金控除
住宅ローン控除(2年目以降)
年末調整と確定申告の違いとは
年末調整に関して、ご紹介してきましたが、
よく比較される確定申告との違いに関して、紹介していきたいと思います。
年末調整は、会社に勤めている従業員が毎月の給与や賞与から源泉徴収で天引きされていた所得税の過不足を精算するものと記載しました。
確定申告は、主としてフリーランスや個人事業主は1月~12月の所得を申告することを意味しています。所得金額に応じて算出された所得税を納めていく流れです。
したがって、フリーランスや個人事業主ではない会社の従業員として勤めている方は、確定申告をする必要はありません。
しかし従業員として勤めている中でも、確定申告を行う方がいます。
その方は以下の事が当てはまるかと思います。
副業をしており、会社員の収入以外にも収入がある
医療費控除や寄付金控除といった年末調整で対応できない控除を受ける
年末調整を行わずに確定申告でまとめて控除対応を受ける
※確定申告をする事を想定されている方は年末調整は必須ではありません
最後に年末調整は会社員は全ての方が行うべきものではありません。
対象とならない方もいらっしゃいますので、その辺り詳しく確認したい方がいらっしゃいましたら、各自でご確認いただければと存じます。
今回は以上です。
では、また!