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日経平均株価 最高値更新!

こんちは!

今回はタイトルの通りの記事を書いていこうと思います。

前職が証券会社勤務だったため、株式市場の動向は今でも見ています。
前職時代は、前日のアメリカ株式市場の動向次第で、一喜一憂していました。
現在は日本株式が単独で勢いがあるので、アメリカ株式市場が下がる事によて日本株式が必然的に下がるという相場ではないみたいですが、
以前は海外株式市場(メインはアメリカ)主導で日本株式が影響を受けていました。
アメリカ株の株価が下がれば、日本株も下がる。アメリカ株の株価が上がれば、日本株も上がる。逆に日本株式市場(特に東証一部(現プライム市場))が上がっても、海外株式市場には影響はほとんどない、世界的に見て、弱い市場のイメージを持っていました。

そんな日本株はバブル期だった1989年12月29日に付けたこれまでの最高値(3万8915円87銭)を約30年以上超えられずにいました。
諸外国の株式市場は、日本株のような長年最高値を更新できない状況ではなく、基本的に右肩上がりで株価は上昇していました。
バブル崩壊から30年間を「失われた30年」と呼ばれる事もあります。

ついに日本株が2024年2月22日にバブル期に記録した日経平均株価を超えました。
世の中では、株価がバブル期の金額になっている為、バブルの再来ではないかという声が上がっていました。
しかしニュースであったり、SNSの情報を見ていると、この株価の上昇はバブルではないという判断をされている方がほとんどです。
バブル期の時は、なぜこんなに株価が上がっているのかの理由がわからなかったと言われていたくらい、外部要因や企業業績と株価の相関関係がなかったみたいです。
ではなぜ日本株が上がっているのか?その理由が重要です。

よく言われている株価上昇の理由は以下の通りです。

  • 中国経済減退懸念に伴う日本株へ資金流入

  • デフレからインフレへ波長が変わる兆し

  • 円安の影響で輸出産業を中心に企業の業績が好調だったこと

  • 東京証券取引所が企業に対し株価を意識した経営を要請し、企業が株価をあげる努力をしていること

  • 海外の投資家が割安感のある日本市場に関心を持っていること

  • 新NISAが2024年1月からはじまり貯蓄から投資に回っていること

日本株は基本的に海外投資家からの資金がメインとなります。
直近では海外投資家からの買い越しがある中で、日本の投資家は売り越しをしているという正反対の動きをしていたみたいです。
日本人はもう高値ではないかと売っていたのに海外投資家は、まだ投資妙味があるということで株式を買いに来ていた、買いに来た資金は売りの金額よりも遥かに大きい為、株価上昇につながるような流れです。

最近だと日本株以外にも米国株も歴代最高値を更新しています。
この状況になると、投資をしている人と投資をしていない人の二極化が起こってきて、資産格差が拡大するように感じます。
今年から新NISAであったり、iDeCoだったりと将来に対して投資がしやすい環境にはなってきているので、始めた事のない方はまず少しずつでも始めるところからスタート頂ければと思います。

今回は投資の部分を記載しました。
では、また!

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