東京と地域をつなぐ「ふるさとグルメてらす」とは?①
半澤洋(はんざわひろし)です。
当社の「地域共創」部では、ご当地グルメイベント「ふるさとグルメてらす(通称=ふるてら)」の企画運営をしています。
ふるてらのミッションは
「食を通じて、地域の魅力を伝える」ことです。
この記事では、
どのような想いで「ふるてら」を立ち上げ、
どのように成長してきたのか
についてご紹介します。
想いからはじまる
現在、下記の地域が抱える社会問題があります。
・若者が地元を離れ戻ってこない
・高齢化が進行する
・どうやって街の良さをアピールしたら良いかわからない
など
一方で仕事が多いといった理由で上京した人の中には
「地元が好き」
「地元に貢献したい」
と思っている若者はたくさんいます。
それならば、
「東京に来ている地元を愛する人たちで東京と地域をつなぐ仕事をすれば、失われつつある地元の良さや地方の魅力を発信していける場所を創れるのではないか」
このような想いからふるてらが始まりました。
始まりは数十人からのイベント
今では5万人規模のイベントになったふるてらですが、幕開けは数十人のイベントからです。
私が宮城出身なこともあり、
東日本大震災の復興支援事業や生産者支援のために、東北の郷土料理を届けたいというところから企画が始まりました。
最初は、八丁堀の飲食店で数十人での開催。
企画スタッフの地元ということでつながりをもつことができた福島県磐梯町の方に来ていただきました。
コロナ禍の開催ということもあり、
イベント当日は地域の自治体の方とオンラインで繋がり、地域の魅力を発信していただいたり、日本酒が有名なので地元の酒造見学をオンラインで体験していただく企画などを実施しました。
次へのスーテージアップ
企画としては大変大盛り上がりで、地域の方にもお客様にも大変喜んでもらえる企画となりました。
毎回満員御礼で、リピートしてくださるお客様もたくさん増えました。
ただ、
「俺たちがやりたかったのはこの規模のイベントなのか?」
「この規模で本当に地域の魅力を発信できてるといえるのか?」
「できる範囲の中でやってないか?」
そう考えた時にステージアップすることを決めました。
2,000人規模のイベントに成長
そして3か月間の準備期間を経て門前仲町の会場を借りて、2,000人規模のイベントを開催することができました。
いきなり50倍規模の開催だったため、準備は困難を極めました。
しかし、この会を成功させたいとい一緒に動いてくれた仲間や協力企業、協賛企業のみなさまのおかげでなんとか形にすることができました。
東日本大地震を風化させないために、
東北の郷土料理やご当地グルメ、地酒(日本酒)や物産品などを集め、ステージ演出では地元の和太鼓演奏や、わんこそば大会などを行い大盛況となりました。
たくさんの後援やお客さんへの感謝を胸に、我々は更にステージアップします。
次回へ続く。