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犬、猫の学問
動物の学問はたくさんある、その中でも犬猫は多いのでは?
犬、猫の行動学は世界中で、いろんな学者が論文を出しているし
既に本にもなっている。
行動学を読んでみると、違う国、違う環境でも
概ね似たような結果が記されている。
行動学のなかには、猫の利用法などという言葉もある(笑)
学問というと難しく考えがちだが、わが子のためと思えば読めるものです。
犬の行動学、猫の行動学。
それぞれ、面白いと感じる。使役するためにつくられた犬。
猫は、ネズミを捕るために飼われるというより、置いていた。
という感じだろうか。
それぞれの用途に合わせて進化を遂げていった。
牧羊犬などは、広大な敷地の中でヤギや羊を追い、柵まで誘導する。
その運動量たるや、半端じゃない。
猟犬として進化していった犬種も多い。
番犬だったり、移動手段だったりと、犬はかなり古い時代から
人が使うためにつくりこんできた。
一方猫は?
ネズミさえ取ってくれればいい。という感じですよね。
ネズミを捕るのがうまい猫の子供は、もらわれて行き
ネズミを捕れない猫は、置いてもらえなくなる。
猫の狩りは、ネズミだけではない。
鳥の狩猟が得意な猫もいた。トカゲや爬虫類に特化した猫や
虫を好む猫もいる。
その名残が今に続いている。
確立された地域で、独自に進化した猫をドメスティック(土着)猫という
ジャパニーズボブテイル、所謂日本ネコもその種にあたる。
日本発祥にも拘わらず、日本人には人気がなく国内では
ジャパボブのブリーダーはいなくなってしまったと記憶している。
その一方で、洋猫人気が高まり、今や世界中の猫が国内にいる。
野良猫を見ても、ジャパボブのラインを汲んでいる猫は少なくなった。
替わりに、洋猫系野良猫が増えてきている。
犬と猫はその作り方から目的から、何から何まで違う。
だからこそ、知ることが大切なのです。
同じご飯を食べさせてはダメなのですよ。
猫のご飯は高額になり、犬のご飯はそれなりの価格で買える。
これは、体の構造の違いから来ている。
可愛いわが子のために、行動学の本を読んでみてはいかがですか?