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お風呂論争

愛猫、愛犬のお風呂は賛否両論
どの方向から見るかによって、意見は変わる。

犬を飼っていない人は、犬臭いという表現をすることがある。
実際に、犬と猫では体臭?(犬臭、猫臭)が全然違う。

犬はサイズにかかわらず、それぞれの匂いを振りまいて歩く。
一方で猫は、ほとんど匂いを感じることがなく
ネコ科の多くの生き物が、物に体をこすりつけ縄張りを主張する。

単独で生きる猫にとって、匂いを振りまきながら生きることは
外敵から襲われやすくなることを意味する。
集団で生きる犬の匂いは仲間同士への存在証明となる。

では、それを洗い流してしまうことはどうなのか?

野良で生きているなら、洗っちゃだめでしょうね~。
犬も猫も自身を守るために臭腺があるわけです。
臭いの出し方はそれぞれ違いますが、大切な機関なわけです。

人とともに暮らす、犬や猫にとって匂いに関しては
飼い主が判断すればよいことだと思います。
においの事だけを考えるならば。です。

私は犬、猫友に、お風呂は必要派です。
様々な意見はありますが、お風呂に入れるということで
愛犬、愛猫の様々な状態を把握できることが一つ。
コミュニケーションをより強固にすることが一つ。
衛生的であることは健康にも繋がるということが一つ。
と、理由は様々ありますが、とにかくお風呂は必要!派です。

犬の場合は、飼い主さんと一緒にお風呂に入りたい子もいるくらい
お風呂への抵抗は回数を重ねるごとにあっという間に減る子がほとんど。

では、猫は?
猫はお風呂に入れる工程によって、
どんどん狂暴になる子と、慣れる子に別れます。

犬は喜びや楽しさ、うれしさといったポジティブな感情を記憶し
反対に猫は怖さ、辛さ、哀しさといったネガティブな感情を記憶しがち。

これは、生きるために長い長い年月をかけてDNAに刻まれています。
今さらどうこうできる事ではありません。

だからこそ、洗う。乾かす。とかす。カットする。
それぞれの行為、一つ一つが重要になるわけです。

『怖くない』『痛くない』『危険じゃない』を覚えてもらうことが大切。
慌てずに、できることから少しずつ始めればいいのです。
何年かかってもいいと思います。焦らない事が重要。

出来なければできる方法を探せばいい。
一つできれば、次に進めばいい。
犬や猫には武器があり、人には知恵がある。

武器ないので、知恵を使って関係性を深めていくことをお勧めします。