婚活援護射撃
仕事がリモートになったのもあり、北海道に移住した。今、大きな犬と2LDK、駐車場付き、築10年の約8万円の家に住んでいる(大型犬を飼いたいからこの物件にした)
全くこちらに知り合いはいないから、ジモティーなどでエンジニアの知り合いを作った。その中の1人に今日久しぶりに会った。
彼にはたまにLineで自分が婚活をしているという話をしていた。お互い離婚経験者だから、妙な親近感を持ちつつ、婚活に使っているアプリの情報を交換したりしていた。
そんな彼はすでにこちらで相方を作ったようで、今日彼とその相方と、私との3人で地元でレビューが高い個人のカフェで落ち合った。
開口一番、相手二人からいきなり婚活の進捗を確認される。ほぼ進展は無いと伝えると同時に、自分が今どういう条件で探しているのかを彼らに判定してもらった。一応第3者に意見を聞きたいと思った。
私の希望する条件:
1: 自身のプロフィール画像を複数枚アップしている
2: 自己紹介を普通に書いている
3: 一人暮らし
4: 所得は中央値以上
※アプリ利用料金が男女同じ前提
私としては、上記の条件は何も望んでないに等しいが、上記4つでフィルタを掛けると9.9割は除外される。順に見ていきたい。
利用料金が男女同じ、に関しては、現状マッチングアプリが20ほどある中では4つほどしかない。必然的にその4つの内のどれか(またはどれも)を使う事になる。
男性側が多めに払うアプリに関しては、私はかなり嫌悪を抱いている。地雷率高い、ハイエナが跋扈している印象。料金体制はそのサービスを利用するuserの質を、一定担保すると私は考えている。
1は、まず画像を上げていないuserが相当いる。上げていたとしても1枚のみとか。また、複数枚上げていても、2枚目以降は食べ物とか風景とか。
自身の写真を複数枚上げているか。これだけで7割は除外される。当然私は自身の写真をかなりアップしている。情報は相当開示している。相手が判断しやすいようにである。
1に関しては、アプリ内で相手と雑談するような機能があるから、その時聞いた話によると、女性側にはとにかく投資や宗教の勧誘が多いとの事で、予防の為に敢えて顔写真は上げないとの事。
分からない事は無いが、それではマッチングしないだろう。(因みにアプリの機能で「顔写真をアップしている事」というフィルタを掛けられる)
顔写真がない人から交際の申込みが来るが、一体私に何を判断しろと言うのか。私はプロフィール含め情報をかなり開示しているのでそれを見ての事だと思うが、サクラの可能性もあるので返事はしない。
2: これは最も重要視する所である。人間性が最も現れる。私の場合、ここで全てが決まると言っても過言ではない。
だが、私の主観だが、ここをまともに書いている人は僅かである。書いていたとしても、アプリ側が用意しているテンプレートの穴埋めだったり、何の情報も無い2~3行の文字の羅列だったり。
「今まで仕事に打ち込んで来ましたが、そろそろ結婚かなと思ってアプリに登録しました」
「周りで結婚ラッシュがあって、子どもを見ると私も温かい家庭を築いてみたいと思いました」
上記と全く同じ文章を、もう1000回は見た。自分の言葉で書けないのだろうか。一番アピールする場所なのに。当人の知性をそのまま反映していると考えて差支えない。
しかしごくたまに、1000人に一人ぐらい、しっかり書いている人がいて、その人には連絡を取りたいという旨のメッセージを送る。(そして返事が無い)
全く関心が無い人からオファーは来るのに、自分が好意を持つ人とはマッチしない。うまくいかないものである。
それもそのはず、マッチングアプリの成婚率は5%ほどで、アプリ利用期間は平均1年との事(諸説あり)
3: 普通に考えて、男性で実家暮らしの人を相手として見られるかどうかを考えてみる。きついと思ったとする。では女性も同じ。以上。説明終わり。
4: 当然、見る。格差問題があるので平均ではなく、中央値とした。
以上の条件に対し、2人は一言「厳しい」と言った。テキスト情報に拘り過ぎとも言った。とにかく会ってみればいいのでは。メッセージやり取りしないと始まらない。そんな感想を率直に述べられた。
そんな事は重々分かっているつもりである。まず話してみる!私にもその精神で人に会いまくった事が過去にあった。
大阪から夜行バスで東京行って初対面の人とオフ会したり、コミュニティに参加したり、初代のマッチングアプリ使ったり(そして結婚。以前の妻である)
色んな人とお付き合いしてきて、色々経験してきた中での、上記の条件である。自分としてはかなり精度高いと思っている。あんまり、、と思ったけど、一応メッセージやり取りしてみて、実は求めていた人だった!と考えが覆った事はない。
そういった内容を云々言っていると、相手2人は、あなたは相当こじらせている、つきましては知り合いを紹介すると言って来た。最初身構えながらも、どういう人かを聞くと、全然タイプとは違う感じだった。
しかし、ここまで相談に乗ってくれる友人は貴重である。感謝の念は持ちながらも、あまり当てにしないつもりで今日は別れた。
進展があればまた書く。