CES2025最新動向!TechGALA Japanサイドイベント参加レポート
2月4日~6日に名古屋で TechGALA Japan | 地球の未来を拓くテクノロジーの祭典 が開催されています。
私は昨日、そのサイドイベントの一つである 「CES2025報告会」 に参加してきました。
登壇者の皆さんは、毎年1月にラスベガスで開催される CES(世界最大級の電子機器見本市) に参加されている方々で、今年のトレンドや昨年との違いについて興味深い話を聞くことができました。
特に、国別・ジャンル別の出展数や、新しく追加・廃止されたジャンルの分析はとても印象的でした。
CES2025の注目トピック
今年のCESでは、「ウェアラブル」のカテゴリーがなくなり、代わりに以下のジャンルが新設されました。
ビューティー・パーソナルケア
ファッションテック
ペットテック・アニマルウェルフェア
インダストリアル・イクイップメント
この変化について、「人間用のウェアラブル技術が数年後にペット向けへと進化しているのでは?」という考察がありました。
人間はずっとデバイスを身につけ続けることが難しい一方で、ペットは抵抗なく装着できるため、ペット向け市場のほうがウェアラブル技術と親和性が高いのではないかという指摘です。
また、AgeTech(高齢者向けサービス) への注目度も高まっていました。
目を引いたプロダクト
ルンバの派生商品が多数登場
プール掃除用のルンバ(価格:約100万円)が多数展示
スマートグラスが増加
実用性が向上し、より洗練されたデザインに
ホログラム&透明ディスプレイの展示が豊富
未来感のあるディスプレイ技術が多数登場
一方で、モビリティ関連のブースは例年に比べると盛り上がりに欠けていたとのこと。
出展企業の動向
近年、CESには AppleやGoogleが出展しなくなり、NVIDIAも展示ブースを持たずキーノートのみの参加 に変化しています。企業ごとのマーケティング戦略が変わってきていることが伺えました。
物価の高騰
また、登壇者の方々からは 現地の物価高 についても話がありました。
マクドナルドのセット:約3,000円
デニーズの食事(2人分):約1万円
日本との物価差を実感する内容でした。
まとめ
CESの視察には 時間とコスト がかかるため、こうした報告会はとても貴重な情報源です。現地に行けなくても、最新トレンドをキャッチできる機会があるのはありがたいですね。
今年のCES2025の変化を知ることで、今後のテクノロジーの方向性を考える良い機会となりました。