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「Box AI for Documents」が、Business/Business Plusプランで利用可能に!活用事例と機能を徹底解説
BoxのAI機能がついにBusiness/Business Plusプランでも利用可能になりました!これまでEnterprise Plusプラン限定だった「Box AI for Documents」と「Box AI for Notes」が開放され、より多くのユーザーがAIを活用できるようになりました。この記事では、Box AI for Documentsの具体的な機能や、ビジネスでの活用事例について詳しく紹介します。
Box AI for Documentsとは?
Box AI for Documentsは、Box上のコンテンツにAIを統合し、ドキュメントの検索や要約、質問応答、翻訳、画像解析などを行える機能です。具体的には以下のことが可能になります。
要約と要点抽出:レポートや会議の議事録などを数秒で要約し、重要ポイントを抽出。
質問応答(Q&A):文書をプレビューしながらAIに質問し、該当箇所を抜粋して回答。
文章生成・ドラフト作成支援:テキストの言い換えやメール文の自動作成が可能。
画像・非テキストコンテンツの解析:画像内のテキストをOCRで認識し、AIが質問に回答。
多言語対応・翻訳:レポートや契約書を簡単に翻訳。
これらの機能は、Boxのプレビュー画面のサイドパネルから直接利用でき、作業の流れを妨げることなくスムーズに活用できます。
提供範囲と制限
今回のアップデートにより、Business/Business PlusプランでもBox AI for Documentsが標準機能として提供されるようになりました。主なポイントは以下の通りです。
✅ 単一のドキュメントや画像に対するAI Q&Aと要約機能が利用可能
✅ Box Notesとの連携によるテキスト生成や編集支援が可能
✅ 追加費用なしで標準機能として提供
🚫 複数ドキュメントを横断して検索・質問する機能(Multi-Doc Query)は未対応
Business/Business Plusプランでは、1つのファイルごとにAI機能を利用する形式となりますが、通常の業務利用では十分な機能を備えています。
具体的な活用事例
Box AI for Documentsは、さまざまな業界や業務での活用が期待されます。ここでは具体的な事例をいくつか紹介します。
📌 製薬・ライフサイエンス
新薬開発や臨床試験の報告書をAIが分析し、副作用や有効性に関する情報を要約。研究者が必要なデータを素早く取得し、開発のスピードを向上させる。
📌 金融・保険
財務報告書や市場分析レポートをAIが解析し、重要な指標や市場動向を抽出。アナリストは膨大なデータを短時間で把握し、投資判断の精度を向上。
📌 マーケティング
過去のキャンペーン資料や市場調査レポートをAIが要約し、新しいプロモーション戦略のヒントを提供。さらに、AIが広告文やブログ記事のドラフトを作成し、コンテンツ制作の負担を軽減。
📌 人事・総務
社内規定やポリシー文書をAIが検索し、従業員からの問い合わせに瞬時に対応。「有給休暇の日数は?」などの質問に対し、AIが該当箇所を抜粋して回答。
📌 契約書・文書管理
契約書や請求書のスキャンデータをAIが分析し、更新日や支払期限を自動抽出。契約管理の効率を大幅に向上させる。
価格と追加コストについて
Business/Business Plusプランでは追加費用なしでBox AI for Documentsが利用可能です。AI機能はプランの月額料金に含まれており、通常の範囲であれば使用回数の制限なしで利用可能とされています。
まとめ
Box AI for DocumentsがBusiness/Business Plusプランでも利用可能になったことで、多くの企業がAIを活用しやすくなりました。要約・検索・質問応答・翻訳などの機能を駆使することで、業務効率を大幅に向上させることができます。
特に、ドキュメントの要約や質問応答機能を活用することで、業務の生産性が向上し、意思決定のスピードが加速します。まだ利用していない方は、この機会にぜひ試してみてください!
具体的な設定方法
管理者にてログインして、Enterprise設定を開きます。
Box AIというタブが増えていますので、そちらから有効化をします。
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そうすると、ドキュメントを開いたときに、「Box AI」というボタンが登場します!!
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開いているドキュメントの右側がBoxAIの表示エリアになります。ここに聞きたいことを投げ込むとAIがこのドキュメント内容を参照して答えを返してくれるというものです。
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BoxAIの良いところは、参照ドキュメントのデータの機密性を保った状態で、AIに掛けれるところです。これなら安心してAIに読み込ませることができます。
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