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持続可能な社会を目指す企業活動とは:あいち経営フォーラム第2分科会の参加レポート

昨日、愛知中小企業家同友会の「あいち経営フォーラム」に経営の勉強のため参加してきました。

このイベントは年に1回の大型イベントで、全国から選ばれた経営者による基調講演と、愛知県内の経営者による分科会報告が行われます。

私は今回、第2分科会に参加しました。そのテーマは「持続可能な社会を目指す上での企業活動を考える~気候変動や平和についての問題を自分ごと、自社ごとに」でした。

私自身、「持続可能な社会に貢献したい」という価値観を持っていますが、それをビジネスとどう結び付けるかという点に興味があり、参加を決めました。

分科会の詳細については報告者の経営機密も含まれるため記載できませんが、印象的だったのは次のようなポイントです。

  • 自社の社会的意義を見つめ直す

  • 市場を肯定的に捉え、自社を厳しく見て議論する

  • 経営理念が原点となり、自社の探求を続ける

  • 何のために仕事をしているのか、どうして仕事をするのかを問い続ける

これらの問いを深める中で、社会的使命として「豊かな社会を未来につなぐ」ということに行き着き、事業活動を通じて社会貢献を目指すという結論に至っていました。また、経営者自身の原体験をきっかけに、社員と一緒に未来についてディスカッションし「健康」という重要テーマを見出し、「印刷」という既存事業から「シルク化粧品」という新たな(隣接異業種)事業に取り組んでいる話も共有されました。

その新事業は開始から5年が経過し、まだ採算が取れる段階には至っていないものの、未来に大きな期待が持てる展開に発展していました。

ここでは、自社のことも考えてみたいと思ったため、一部を掘り下げてみたいと思います。

AIに「市場を肯定的にとらえて 自社を否定的にみて議論」はどうやったらいいのか聞いてみました。


「自社の社会的意義は何か」という問いは、会社が存在する理由や社会に対してどのような価値を提供しているかを深く考えることを求めています。この問いは、単に収益を上げるためではなく、社会にどのようなポジティブな影響をもたらすか、あるいはどのような課題を解決するために存在しているのかを見つめ直す重要な機会を与えます。

市場を肯定的にとらえて、自社を否定的に見る議論

これは、以下のような視点から議論を進めるアプローチを指していると考えられます。

1. 市場を肯定的にとらえる

  • 市場には潜在的な可能性や成長機会があることを前提とし、現在の環境やニーズを前向きに評価します。

  • 例えば、「デジタル化の進展で市場は拡大している」「顧客はDXを求めている」「技術革新による効率化のニーズが高まっている」など、業界や市場のポジティブな側面を探ります。

2. 自社を否定的に見る

  • 市場のニーズや期待と比較して、自社の現状や提供している価値がどこで不足しているのか、あるいはどのような課題を抱えているのかを冷静かつ厳しく見つめます。

  • 例えば、「自社のサービスは市場の最新ニーズに追いついていない」「競合と比べて独自性や差別化が足りない」「提供価値が顧客の期待に十分応えられていない」など、自己批判的な視点を持ちます。

3. このアプローチの目的

  • 自社の強みを過信せず、市場の現実を正しく理解することで、客観的に自社の改善点を見出します。

  • 単なる自己批判ではなく、「どうすれば市場でより価値ある存在になれるか」という建設的な議論につなげます。


実際の議論の進め方の例

  1. 市場の肯定的評価:

    • 市場が求めているものや期待される価値をリストアップします。

    • 例: 「企業は業務効率化を求めているが、既存のツールでは満たせない部分がある」

  2. 自社の否定的評価:

    • 現在の自社の状態を率直に評価します。

    • 例: 「我々のサービスは、ツールを提供するだけで、業務プロセス全体の設計支援ができていない」

  3. ギャップの発見と対策の検討:

    • 市場のニーズと自社の現状とのギャップを見つけ、それを埋める具体的な施策を検討します。

    • 例: 「単なるツール提供を超え、顧客のプロセス改善までを支援するサービスを提供する必要がある」


結果的な意義の再発見

このプロセスを通じて、「自社が社会にどのような価値を提供できるか」を見直し、自社の社会的意義をより明確に定義できるようになります。たとえば、「単にシステムを開発するのではなく、顧客の課題を根本から解決するパートナーとなることが我々の社会的意義だ」と再確認できるかもしれません。

このアプローチを取り入れることで、企業の存在意義やビジョンがより明確になり、それに基づいた具体的な戦略を描けるようになるでしょう。


※ここまでAIの回答

何のために仕事をしているのか?という部分の私の今のところの回答として

  • エンジニアにとってやりがいが持てる環境を維持するため

  • 誰かの役に立つため=幸せのため

が思いつきました。

あと、「持続可能社会に貢献する」ところとして、これから人口減少という必ず来る日本の未来に対して、ITとデジタルの力を使って、子どもたちに明るい未来にしてバトンタッチしたいと改めて思いました。

具体的な内容は社員と議論しながら、模索していきたいと思います!