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ChatGPTでのAI活用とデータ安全性:無料プランと有料プランの違い

いまAIが急激に進化し、業務でも活用できるようになってきました。当社でもAI活用を推進していますが、「入力したデータが外部に漏れるのでは?」と心配する声がありました。そこで今回は、ChatGPTにおけるデータの取り扱いや機能について整理しました。


無料プランではデータの扱いに注意

まず、ChatGPTの無料プランでは、入力されたデータが学習データとして使用される可能性があります。そのため、個人情報や機密情報を含むデータを入力しないよう注意が必要です。


有料プランは安心設計

一方、ChatGPTの有料プランでは、デフォルトで入力データが学習データとして使用されない設定になっています。そのため、無料プランに比べて安心して利用することができます。


有料プランの便利な「メモリ機能」

さらに、有料プランでは「メモリ機能」という便利な機能が提供されています。
これは、会話を重ねるうちにChatGPTが利用者の情報を学習し、どんどん「手になじむ」形で進化していくというものです。


メモリ内容の確認と管理方法

ChatGPTにどんな情報がメモリされているか確認するには、以下の手順で確認できます:

  1. 設定 → パーソナライズ → メモリ管理

ChatGPTが記憶している内容が、英語で一項目ずつ書かれているのが分かります。ChatGPTとは普段日本語で会話しているので意外に思われるかもしれませんが、英語でメモリは管理されています。

これをコピペして翻訳にかけて理解しても良いのですが、結構な項目数があります...本当は隅々まで全部読んで正しい内容だけ記憶させておきたいというのはあります。

それは間違った情報を記憶していて、普段の会話で間違った前提で回答してきているとしたらもったいないからです。

ChatGPTは賢いので、一度記憶したことは勝手には忘れてくれないんです笑

それぞれの項目の右側にはゴミ箱マークがあって、これはメモリから消したいというときには、1つずつ消すことができます。


便利な確認方法:「メモリされているデータを教えて」

もっと簡単に確認したい場合は、ChatGPT 4 などに直接、
「メモリされているデータを教えて」
と聞いてみるのが便利です。


誤った情報が記憶されている場合の対処法

まれに誤った情報が記憶されてしまうことがあります。その際は、次のように修正を依頼できます:

  • 「○○という情報は違っているので削除して」

  • 「○○が正しい内容です」

このように指示することで、正しい情報を記憶させることができます。


ChatGPTを安全に、そして効果的に活用するために、これらのポイントをぜひ参考にしてみてください!