就活格言:空を道とし、道を空とみる

空を道とし、道を空とみる
宮本武蔵「五輪書」

「空」は心と言う意味で、迷いのない心、とらわれない心のことです。
「道」は、武士としての道を意味していると言われてます。
直訳すれば、「無欲、無心が事を成す」、何かにとらわれず、自分の信念や、心のままに進んでいく、ということになります。

迷いなく、己の道を進んでいくということは大事な事ですが、これから社会人になる就活生にとり、自分の信念のまま就活を行っていくということはとても難しいと思います。既に自分の志望する業界、仕事が決まっていう場合は良いですが、大半の学生はやりたい仕事が選べず、どのような仕事が自分にあっているのか、迷いがちです。では就活生はどのように、自分の心のままに就活をすればよいのでしょうか。

先ず大事なのは、自分の人生における仕事の位置づけを明確にすることです。例えばスティーブジョブスのように、仕事=人生という生き方をするのか、それとも人生の目標のために仕事をするのか、極論するとこの2択だと思います。

コネットでは、仕事=人生ではなく、仕事は“幸せな人生を送るための手段”を勧めています。仕事=人生という考え方を否定するわけではありませんが、仕事=人生の場合、仕事が順調な時は良いですが、仕事が上手くいかなくなった時に自分の人生まで不調になる可能性があるからです。

趣味により多くの時間を使いたい人は出来るだけ、労働時間の少ない仕事を選択されるでしょうし、お金が必要な方は報酬の高い仕事を選ぶと思います。育った地元が好きで離れたくない人は引っ越しのない仕事を探されるでしょう。

大事なのはどのような人生を送れば自分は幸せになれるか、幸せと感じるのか、その実現のためにどのような仕事に就くことが望ましいのか、考えてみましょう。選択肢が絞られると志望業界、企業は選びやすくなると思います。

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