もう一人自分が欲しい
久しぶりの投稿です。
「もう一人の自分が欲しい」
これ、よく聞きました。初級マネジメント職や、専門職気質が抜けきれないマネジメント職によくある言葉。
そう思っている人、手上げて!
私がそう言われたときに返す言葉、
以前、よく言っていた言葉
”壁やな。
それが一人の限界よ。
同じように動ける、考えられる人の育成も大事だけど、
育成と同じように重要なことは”一般化と共通化”な!
他の人でもできたりって、この業界のみならず他業界でも同様に同じようなことをやってることが、どんな仕事もほぼあるわけよ。
職人だってそう。その人自身の技術の高みはあるけど、その人しかできないもの以外がたくさんあるじゃん。
そう考えると、一般化通じた仕組み化の掛け算をやっていくことが大事!
ゴールは?
役割は?
いつまで?
どうなってればよいの?
本来は?
で明確にすれば大概どうにかなる。
考察と理解が足らんやつは、それが一般論として自分の業務に展開できないから、個人のやり方だけが極まって、自分しかできないと思い込む職人が増えていくからな!
ゴールは何?って見直して、周りと話してみな。答えやヒントでてくるよ”
と伝えてました!
まず第1歩は、”やること”と”やらなくてもいい”ことが、整理できていないケースが多々!
自分しかできないこと・周囲の人や人に委任できないことが、自身の業務タスクと業務スキルセットが明確になっていないことがまず1つ。
もう1つ言うと、そういう方は業務の統合化(一般化)が上手じゃない。
1.st STEPとして
今日中に作成しないといけないこと
明日でもいいもの
今週中でいいもの
と、時間軸での整理はできるようになるが、
2.nd STEPとして業務タスクの中で、組織にとって・チームにとって・自身にとってどんな目的な何がゴールかを忘れてしまうことが多い。
もしくは。そういった”共通化したゴール”設定をしないまま走っているため
「こなすこと」が目的化していることが根本に多くある!
この2つが常にタスクの処理と次への課題抽出と対策において必須。
結局これが、できない個人やチームが、一般化できずに各自が独立した専門職?技術屋さん?になり、
もう一人自分が欲しい
となる。その人自身の知識や経験や属人的な要因も多くあるが、それは自身がやる業務に分配すればいいはなし。
その中でも、確実にフローを区割りすることで、他者に委任できるものはきっとある。
このあたりのフレームワーク的サイクルを回すことができるようになると、
マネジメント職としてチームが自走し始めるきっかけになる。
自分が把握できていない課題は、チームや組織も気づけない。
今起きていることが、現実的に解消していくためには、まずは自分の整理と共通化という一般化、その後に目標の一致!
常々、組織つくり・コーチング・マインドセットいずれにおいても基本であり、環境や人が変わる中でも重要事項です。
こういった医療機関や医療系人材のコーチングも受託します!