日本の会計士試験撤退後に、USCPA取得した話
今回は、日本の会計士試験の撤退を検討している方向けに書きます。
最近は、USCPAでもBig4に入れるチャンスがあるようですので
USCPAへの転向を検討されている方の参考になれば幸いです。
私は、大学生時代に簿記1級と短答合格後
会計士試験からは撤退し経理職としてキャリア形成中です。
就職して今年で12年目になります。
会計士試験は不合格でしたが、勉強して良かったと心底感じています。
現在は上場企業の経理職として、米国公認会計士取得後、
米国子会社にて、海外駐在中(海外駐在2回目で前回は中国)です。
私の日本の会計士とUSCPAを両方受験しています。
記憶が少々正しくないかもしれませんが、下記のように受験しています。
2009年 日本の会計士試験短答式 合格
2014年 USCPA受験
(ほぼ勉強無しで受験も、ほぼ0問正解で途中退室し、不合格)
2022年1月 USCPA学習開始
2022年7月 USCPA全科目合格
お伝えしたいポイントは、下記3点です。
1,受験手続に時間かかる
2,合格までにお金かかる
3,試験自体はUSCPAの方が簡単
1については
USCPAは、受験可能になるまでに数カ月かかります。
私の場合は2014年に一度受験手続を完了していたため
23年1月にUSCPA取得を決めた際に、すぐに受験することができました。
USCPAの受験検討中の方は、例えば短答や論文受験後から結果発表までの間などに、USCPAの受験手続だけ先にしておいても良いかもしれません。
2については
受験回数にもよりますが、現実的に100万~150万程はかかると思います。
Big4に入社できるのであれば、高くないと思います。
3については
10年以上前に短答合格、簿記1級、TOEIC800の私で
約半年間(学習時間は1000時間未満)の学習で合格できました。
ざっくり、USCPAの出題範囲の3割~4割くらいは、日本の会計士試験の
知識が使えるでは、と感じました。
今回は以上です。
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