勝手な読書感想文。
危ない危ない💧 また期限に間に合わない所だった。
昨年後半から様々な心の揺らぎや、自分起因で起きた事件?の荒波に揉まれる中で(実際、そんなん、大昔っからいつもだけれど)どうにか自身を保ちながら迎えた2022年、年始早々本当に『この先の起点は、絶対にここだ‼️』と定めていたビッグイベントがあり、激動の昨年11月からそこ一点集中で歩んで来たのだけれど、そこに辿り着く前に心折れる出来事を引き寄せ、表向き完全KO状態でリングアウトしておりました。
今回の久々投稿は『読書感想文』提出のための投稿(笑)なので、ここからは飽く迄も『一読者の感想文』となります。
投稿をすっかりサボって居る間に、早いもので
わたくしもこの2月に還暦を迎えてしまいました。60歳ですよ、60歳。
早いなぁ… 従来の現本業は、同じ職場で継続中ではありますが、正規雇用の正社員枠を強制的に剥奪され(しかも誕生日当日、という規則に則り💧)一年更新の嘱託職員という、なんとなくビミョーな立ち位置を与えられ基本給2万円減でそれまでと丸っきり同じ仕事に埋没する日々を送っております…
本当にこの2年半余りの間に、世の中的に様々な事が大きく変容する事を余儀なくされる中で、こうした雇用形態の変動も自動的に我が身に降りかかって来る中、ちょうどそこと前後する3年ほど前に、ひとつの希望の光を手に出来ていた事、本当にラッキーだったな、と今、心から思う。
多くの師から学ぶ事が飛躍的に増加したこの期間、振り返ると正しく『内観しまくり』の日々だったように思う。
毎年訪れる誕生日に『おわっ、もぉこんな歳なんかいっ』と、驚愕と焦りの様な複雑な感情に苛まれながらも、特別でうれしい日、という想いも、それらの感情と反比例する様に立ち上がって来ていたのも、そんな背景あればこそだったんだろうと思う。
還暦じじいが何言ってんだ、と言われそうだが、
わたくしはうら若き学生時分の頃から占星術が大好きだった。その頃からずっと、石井ゆかりさんという星読みライターさんの大ファンであり、彼女のやさしさ溢れる文章に癒され救われながら歳を重ねて来たひとりであり、毎年発刊される『星栞』や、数年前から出版されている『三年の星占い』もちゃっかりしっかり手元にあって、唯一の愛読書だったりもした。なんならネットで日々の占い迄見ちゃっていた程のファンだったのだ。
こんなところでそんな事、カミングアウトした事も無かったが(そもそも、そんな必要も無かったので💧)
三年ほど前から、相当YouTubeを観る様になり、
当然ながらそこには占星術関連の発信者さん達も相当数いらっしゃり、前述の通り、元々好きだった事もあり、日常的にあちこちのチャンネルを拝見する様になっているのだが、今回読ませて頂いたのは、そんな発信者さんのひとり、かげした真由子さんの著書『魂占い』という本だった。(感想文、とか言いながら前置き長過ぎ(笑))
この本は、『ひと』の中には『魂』があり、元々、魂とは『天国』にあった自己とか他、といった区分けが一切存在しない、一塊の存在であったところから、まるでたんぽぽの綿毛の様に、そこから『意志』を持って離れ、地上に舞い降り、現在の『個』としての肉体を得て、今があり、その有限である『命』を終えると、また元の一塊に戻って行く、という流れの中を生きている、という世界観の上で紡がれている。
なぁんて書くと、なんと非現実的な、
とか、非科学的な、と眉を顰める方も多くいらっしゃるとは思うのだけれど、元々科学的な根拠が、とか学術的な信憑性が、みたいな議論自体が果たしてどれだけ信頼に値するのか、と言いたくなる様なとんでもない事態が、皮肉にもあからさまに表出している今の世の中だからこそ、ミクロの視点に偏り過ぎた、逆に盲目的な盲信から、そろそろ解放されてもいいんじゃなかろうか、と、個人的には感じてもいるし、目に見える事実はもちろん大切だけれども、一部が全部じゃない、という俯瞰の視点、というよりむしろ、元々心とか、魂とか、って論理や理屈で杓子定規に囲いきれる様な単純なものじゃない事くらい、誰でもわかってるもんね…
果たして、しあわせってなんだろ。
ここ数年、わたくし自身は、『いくつになっても
遠慮なくやりたい事、在りたい自分に向き合い続けられること』こそが、とどのつまり、しわあせなんじゃなかろーか、と自己流の定義に行き着いているんだけれども、これ自体も日本に1億3千弱居る人口の数分だけ、それぞれの想いがあるんだろうと思うのだけれども、この本では、それぞれの誕生日を手掛かりに『何と結ばれ、何と繋がればしあわせに戻れるか』を紐解いて行こうとする試み、として書かれているそうで、所謂西洋占星術の12星座別占い、とは異なる独自のアプローチが成されているところが面白い。
真っ先に自分の誕生日でさっそく見てみたが、先程書いた通り、何と結ばれ、何と繋がる事を望
んでいるか、について書かれているとの事で、確かに『そうかも知れないなぁ』と思いながら読ませて頂いた。長期、中期、短期の順に目指したり心掛けるといい事が丁寧に書かれている。
実際、時間を掛けて、ここまで行って来た内観と併せて、自身の想いに耳を傾けながら、読み手のこちらも、これから更にこつこつと生きることを積み重ねて行くことで、確かにきっとその先にこんな歓びがあるに違いない、とわくわくさせてくれる…
そう、著者のかげしたさんはじめ、多くの発信者さん達が語られている通り、占いはヒントや指針のひとつとして、受け取り手が自由に受け取っていいものだと思う。
こう言われたからこうなるんだ、というものでは無く、これ素敵だから採用しちゃおう、という、どこまでも受け手主体で良いと思うのだ。
筆者のかげしたさんが後書きにも書かれているが、誰かの『生きる意味』を見出すきっかけの、ひとつの小さな明かりとなれば… という祈り、筆者の人間愛が、分厚い一冊を通して貫かれている事にとても好感する。
利害ではない、愛、なんだよね、結局響くところって。
パターン分けした対処ノウハウ集、という意味ではなく、大切な方との関係性をより良いものにして行く過程でも、自身の価値観や想像力だけでは、相手が『別の個』である以上、どこまで行ってもワンオフ手探り状態であるところから抜け出る事は出来ないのだから、どこかの場面でなにかのヒントを与えてくれたりもするかも知れない。
取り止めもなく、読書感想文だか何だかわからない内容になってしまったけれど、一番長い付き合いで一番わかっていそうで、実は一番無頓着だったりする自分自身が求めてるものって、ホントはなんなんだろ、って掘り下げる時の、気づいてないヒントにも出会える本かも知れない。
冒頭、還暦になっちまった、って書いたけれども、あちこちで良く言われてる『先ずは自分自身を大切にすること』って、ホントに大事な事だったんだな、って、極々最近、気づき始めています、わたくし。(笑)
そんなん、わかってるよ、あったり前の事じゃねーか、って思ってるそこのあなた、わたくしもずっとそう思いながら生きて来ましたよーっ😅
#魂占い
#魂タイプ「自分円」
#宇宙の音を奏でるピアノ