【新体制特集⑤】🇦🇹グフレーラー&🇧🇪ゲールス:これが新たなパフォーマンスチームだ
――以下翻訳(FCバイエルン公式サイトより)
FCバイエルンのコーチ陣を紹介するこのシリーズでは、ヴァンサン・コンパニ監督を支えるスタッフたちを数日間に渡ってクローズアップしていく。最終回は、新任のパフォーマンスマネージャーのヴァルター・グフレーラーと、アスレチックコーチのブラム・ゲールスだ。その他のポートレートはこちら:
ヴァルター・グフレーラー / パフォーマンスマネージャー
ヴァンサン・コンパニ監督のコーチングスタッフの中でも、フィットネスや身体能力といえば、ヴァルター・グフレーラーである。このオーストリア人は7月1日付で、バイエルンのパフォーマンスマネージャーに就任。今後はトップチームだけでなく、FCバイエルンの女子チームやFCバイエルン・キャンパスの若手選手たちの面倒も見ることになる。クラブ内での横断的な職務範囲において、「どこがポテンシャルを秘めているかを認識し、連携でシナジーを生み出す。そして、あらゆる分野で画一的なプロセスを構築することが重要だ」とグフレーラーは説明する。 それは競技面だけでなく、診断やリハビリテーション、選手たちの個別トレーニングも対象だ。
VfLヴォルフスブルクや、ASモナコ、レッドブル・ザルツブルクで働いた経験を持つこの51歳は、特に初めのうちは、練習場に立って日々の多くのトレーニングに携わることになるようだ。「うまく浸透していけば、私が練習場に立つことも少なくなるだろう。」
ブラム・ゲールス / アスレチックコーチ
このパフォーマンスマネージャーが束ねるのは、アスレチックコーチやフィットネスコーチらを擁するチームである。具体的には、🇩🇪ペーター・シュレッサー、🇮🇹シモン・マルティネッロ、🇩🇪ステファン・ケルト、データアナリストの🇹🇷ソネル・マンスログルがおり、7月からは🇦🇹マルクス・ムラー(アイントラハト・フランクフルトから加入)とブラム・ゲールスもその一員に加わった。ベルギー人のゲールスは、これまで指揮官のヴァンサン・コンパニとは通算6年ほど共に仕事をしてきた経験がある。その始まりはRSCアンデルレヒトだった。当時、選手兼任監督だったコンパニは、チームのアスレチックコーチを探していたのだ。
「当時、私はアンデルレヒトのユースチームでパフォーマンスコーチとして働いていた。私がどのようなトレーニングを組むのか、彼は2週間ほど試しに見せてもらえないかと言ってきたんだ。 その2週間後、私たちはプレシーズン期間だけの契約を結んだものの、結局、プレシーズンの終盤にその契約をシーズン通年に延長した。それ以来、私たちは一緒に仕事をしているのさ」とゲールスは語る。今回、この31歳の彼はコンパニ監督を追ってFCバイエルンに移籍してきた。「このクラブで働けることをとても嬉しく思っている。私にとっては、欧州最大のクラブだからね」とブラム・ゲールスは言う。
特集はこれで終わり
ヴァンサン・コンパニ監督率いるFCバイエルンで、彼を支えるスタッフたちを紹介するシリーズの第5回(最終回)がこれで終了。すべてのエピソードをご覧いただけましたでしょうか?第一弾はこちら:
▼元記事
Serie: Walter Gfrerer & Bram Geers | FC Bayern-Trainer im Porträt