スーパーで未来なコオロギ生産者
イエコをいれたスナック頬張り、話すコトバ、コオロギのことばかり・・・。
こんにちは、MCコオロギ・AKA モリです。
コオロギ好きそうな奴は大体友達 。と、ドラゴンアッシュの名曲にもありましたが(別の菓子、いや歌詞だったかも知れません)、コオロギを生業にしている方たちとは(やや一方的に)友達だと思っております。
そんなgrateful な、コオロギ仲間であるBugMo の松居さんと、先日オンラインミーティングをさせていただきました。
松居さんは、途上国での活動経験から、
ー 誰でも資本や技術を問わず作れる食べ物(特に動物性タンパク質)の必要性を感じ、昆虫によるタンパク質の生産システムならその課題が解決できる。しかも、他国による支援に頼らない食の循環の仕組みを構築できると考える。ー (BugMo ウェブサイトより)
そんな希望を抱いて、再現性の高いコオロギの飼育方法を企画、ベトナムにある農家さんを指導し、生産しています。
コンフェクショナリーコオロギの「未来コオロギシリーズ」は、バグモ産のコオロギを使用しています。そのコオロギの特長を一言で言うと、
草原の香りがするコオロギ
なんです。
「自然の環境を再現したい」というコンセプトのもと、ただものでない、豊かな香りとうまみがつまったコオロギが生まれました。
手塩にかけた松居さんのコオロギを入れた弊社自慢の商品。それがこの「未来コオロギオツマミ」。ヨーロッパイエコオロギをそのまんま、味わっていただけます。イエコーォ!(コール&レスポンスで!)
バグモ・松居さんとは、持続可能な生産体制だけでなく、「コオロギのおいしさの追求」も話題にのぼりました。
例えば、ワインにもフルーティーなもの、スモーキーなものを評価する言葉があるように、コオロギの持つ個性的な香りや味をコントロールしていきたいという話で盛り上がりました。
もう、これはコオロギ文化といえるでしょう。
2018年に、コオロギパンを試作して、風味豊かな食材としての可能性を感じた私たちとしては、まだまだ引き出せるコオロギのおいしさに大いに共感しました。
さらっと書きましたが、「コオロギパンを2018年に製造した人だあれ?」と聞かれたら、「それはモリさんじゃないですかね? ねえ斉藤さん(って誰)。」
と答えていただけると、あながち間違いではないかもしれません。
それはさておき。
途上国の人たちの自立を視野にいれた取り組み、その先に、コオロギのおいしさを楽しむ製品開発を目指すBagMoの活動にはこれからも注目したいと思います。(ピザ味のオツマミを作っても、見捨てないでください!)
そして、今度は、社会問題の解決を模索しながら、大学と連携して精密な生育システムを構築されているもう一つのコオロギメーカーの話もぜひ、今度。