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生成系AIが進化しても、ヒトが担える仕事とは?①

皆さん気になっているこのテーマ、思いつきを書いていきます。(今後も、思いついたことを備忘的に更新していこうと思います。)

とりあえず、GPT-4に「生成系AIが進化する中で人間にしかできないことはなにか?」を聞いてみたところ、↓の回答でした。


1. **意識的な体験**: 現在のAIは複雑な計算を行い、情報を処理し、学習することができますが、人間のような意識的な体験を持つことはできません。つまり、感情を感じたり、痛みを体験したり、色や音を"経験"することはできません。
2. **創造性**: AIはパターンを学習し、それに基づいて新しい結果を生成することができますが、人間のような本当の創造性は持ち合わせていません。すなわち、完全に新しいアイデアを無から生み出すことは現在のAIにはできません。
3. **直感**: AIは膨大なデータに基づいて意思決定を行いますが、人間の直感的な意思決定は、明確なデータや論理的な基礎がない場合でも可能です。
4. **道徳的判断**: AIはプログラムされたルールに基づいて行動しますが、そのルールは人間によって定義されます。道徳的な判断や倫理的な問題を考慮する能力は、現在のAIにはありません。
5. **共感**: AIは感情を模倣することはできますが、他人の感情を理解し、それに共感する能力は人間だけが持っています。
6. **自己意識**: AIは自己意識を持たず、自己の存在や思考について意識的に考えることはありません。これは人間の基本的な能力であり、自己改善や自己啓発につながります。
7. **感情的な絆**: AIは感情を表現することはできますが、人間のような深い感情的な絆を形成することはできません。愛、友情、家族の絆などは人間だけの特性です。
8. **体験の共有**: AIは情報を共有することができますが、人間のように自分の体験や感情を共有することはできません。
9. **文化的な適応**: AIは学習とアルゴリズムによって自己改善することができますが、人間のように独自の文化的な背景や視点を持つことはできません。これは、我々が生きている社会やコミュニティの歴史や価値観を理解し、それに基づいて行動する能力を含んでいます。
10. **未知への対応**: AIは既知のパターンとデータに基づいて動作しますが、完全に新しい状況や未知の問題に対応する能力は、現在のところ人間だけが持っています。これは、新しい情報を迅速に統合し、不確実性を抱えながらも意思決定を行う能力を含んでいます。

↑の10個から要素を抜き出すと、↓に分解されるのか?

  1. インプット:データ化されていない要素、から着想を得ること

  2. プロセシング:「根拠なく」思いつくこと

  3. アウトプット:今までに無い概念、を生み出すこと。(アイデアのレイヤーであれば、既存の組み合わせの中で生み出せるが、概念レイヤーでは難しい)

  4. 実装:3次元的な物体を伴った、対話、モノづくり、などの現実空間への影響を及ぼす行為

では、仕事はどのようなものが残るのか?

裏返し的にはなるが、上記の1~4、の単体/かけ合わせ、の要素を備える仕事は、生成系AIでは担えずに残るのである。

つまり、「世に散らばる既存の情報から、解決アプローチ・解決方法をアイディエーションする」という以外の大半の仕事は、生成系AI単体では残ると考えられる(やったぜ)

ただ、アイディエーションについては、相当の新規性や、一般解・中央値的な解答に留まらないリアリティがないと生成系AIに評価されにくくなることも懸念されると共に、

実装フェーズにおいても、デジタルコンテンツは生成系AIが作れるし、モノ自体もほぼロボット・機械が作っている現状を考えると、ヒトが担えるのは案外、実装においても
①機械化のコスパが悪い単純作業
②瞬発力が問われる対話・営業
③オリジナリティ、パーソナライゼーションが問われるコンテンツづくり
④生成AIに入っていないような情報の生成・収集
⑤「権威(=誰が思考・発信しているか?)」が重要となる「人を動かす」ための行為全般を司るチャネル

などの限定的な業務・機能なのかもしれない

なんだか、暗い未来な気もしてきたが、逆に考えると、↑のものたちは残るので、自分にできるそれらが何なのか?を②では今後考えていきたいと思う

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