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初恋ファーストラブを見て

 Netflixに入会してはや2ヶ月、ようやく最高の気分になる作品と出会えた。

 その名も「初恋ファーストラブ」だ!

 どうやら公開日は2022年らしく、そういえば自分以外の家族がテレビに食い入って見ていたのを覚えている。親父もいたから、多分コロナ禍だったと思う。俺だって見たかったけど、確か受験期だった。代わりに「カルテット」を見て我慢したよ。

 満島ひかりが世界一可愛いと思っているから、見ればハマることは分かっていた!でも中々見れなかった!それは人生という荒波に揉まれていたからだ!俺にはお笑いというライスタイルがあり、それは欠かせなかったんだ、、、。
 
 Netflixに中断できるほど、甘いものじゃなかった。もっと、こう、新宿南口でフリー漫才をやって、なのに誰も近付いてこないような、苦い、ゴウヤみたいな苦難の連続だった。
 それはスキップできなかったんだ、Netflixみたいにね。もしスキップしてたら、雪が降った日みたいに盛大に転んでたハズだ。側頭部を打つと危険だと聞くが、まさに、左右からバンズで挟まれて横向きハンバーガーにされる気分だった。とにかくやべえってこと。

 前置きはこんなもんだ。とにかく「初恋ファーストラブ」を見て何を感じたか、今のうちに書き溜めておこうと思う。

 まず、感じたのは映像の綺麗さだ。Twitterか何かで聞いた話だが、日本ドラマと海外ドラマの違いは撮影技術の違いだと。なにやら、海外はライティングが良いから画面全体が締まって見えるらしい。だから、憂鬱な映画やドラマも、少し我慢して見れるとのことだ。まあ、その話に信憑性があるのか知らないけど、とにかくこのドラマが綺麗なのは、俺でも分かった。後から知った話によると、監督脚本を務めた寒竹ゆりさんが日芸出身で、1シーンに2色しか入らないように拘って撮影したらしい。それを聞いて、まず、俺には無理だと思った。2色でカッコよさが成立するの仮面ライダーWくらいだ。オーズでさえ、3色だった。ちなみに俺はオーズのメダルを集めていた過去がある。集め方は2種類あって、ガチャガチャと、ボックス販売。ガチャガチャは軽くてチープな作りで、あまり好きじゃなかった。思えば、オーズのメダルも配色は2色だったな。とにかく、俺が2色で撮るように命令されたら、全部白黒で撮っていたと思う。文句ないだろ。

 あとは、服がとにかくお洒落だった。各シーンで各登場人物がとてもセンスの良い服をきている。特に、満島ひかり演じる主人公の息子の綴くんはいつも青い服を着ていて、尚且つお洒落で親近感が湧いた。やっぱ青は重ねないとだよな。新しい服が欲しくなるドラマでもあった。

 

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