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良いチームコミュニケーションができていますか? チームの創造性を育むツール「プレイフルボックス」

こんにちは。コンセントのクリエイティブディレクターの中條です。

ワークショップや、プロジェクトの定例会議。 本当は参加者同士で活発に意見を交わしたいと思っているのに、どうも発話や議論が活性化しない・・・ そんなシチュエーションに出会ったことのある人は多いのではないでしょうか。

初対面だったり、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まる場での、お互いの個性や考え方を知らないがために周囲に気兼ねしてなかなか発言できないという心理的ハードル。もしくは「仕事上のコミュニケーションはこうあらねばならない」「このプロジェクトのルールは変化させるのが難しい」……そんなガチガチに凝り固まっている認識や関係性がその前提としてあり、それを気軽に ほぐせる機会があれば、私たちはもっとのびやかで創造的な活動をできるのではないか。

そのように考えたわたしたちは、この度、それらのコミュニケーション課題を解決する一つの手段として「プレイフルボックス」を考案・公開しました。

▼Miroテンプレート「プレイフルボックス」(どなたでも無料でご利用いただけます)

※2〜8名程度のオンライン打ち合わせでの使用を想定していますが、対面の打ち合わせでも活用いただけます。


プレイフルボックスは、場合に応じてアレンジできる、たくさんの遊び心を取り入れた4つのワークシートで構成されています。
体験イベントの様子や、参加者のみなさんの声と共にご紹介します。


「ドリル」パート 〜相互理解を深めよう!〜

所要時間5〜10分程度で、気軽にアイスブレイクに活用できる「ドリル」パート。チームに相互理解を深めるきっかけを提供し、自然な形で各人の発話を促すことで、安心できる対話の土台を作ります。

用意しているネタは現時点(2024年10月現在)で14こ!
ミーティングごとに、チームの性格に合わせて、など、用途に応じてよりどりピックアップしていただけます。

「ぐるぐるねんりん」を、実際に使ってみたら・・・

2024年7月に開催した体験イベントでは、初対面の参加者同士が「ぐるりんねんりん」を使って交流を深めました!

イベントでは、5分でそれぞれ個人が記入。その後、一人2分ずつ発表の時間をとりました。

選ぶ切り株・書き方に、それぞれの個性(人生)が光ります。
プレイフルボックスを介して自分の人生をこのように改めて形にし、説明し、また他の人の話をきくことで、短い時間でもお互いのかなり深いところまで話を進めることができて距離がグッと縮まった──そんな感想を抱いた参加者が多かったようです。

【体験ワークでの声】
▶️ プレイフルボックスがあることで、初対面の方とも笑顔で話すことができました。
▶️ 「すべっても気にしない!」という説明が事前にあって、使う側のハードルがかなり下がった。
▶️ ディスカッションを活性化させたい時、心理的安全性を持ってもらいたい時にはとても有効。

2.「はじまり」パート 〜プロジェクトとメンバーを知ろう!〜

プロジェクト(取り組み内容・ゴール)の認識やメンバーそれぞれの特性・状況などを共有するパート。各人の思考を見える化することで、チームの関係性構築をサポートします。

3.「なかば」パート 〜煮詰まったときこそ話さない?〜

ひと息つきたいときに、ちょっとしたモヤモヤやお互いの褒めポイントを共有することで現在地を確認できるパート。今後の進め方を見直すことができます。

オンラインボードであらかじめ自分の意見を整理したり、他者の意見を確認できるため、それを前提として対話を深めることができます。

4.「おわり」パート 〜感情に向き合って、振り返ろう!〜

プロジェクト全体の成果や課題点だけでなく、参加メンバー個々人のポジティブな体験や感情をベースに振り返るパート。プロジェクトの成果と個人の成長を紐づけ、経験を学びへと変えることが可能です。

きっかけさえつくれば、チームの創造性は高まる

「好きなひらがなは何ですか?」 打ち合わせの冒頭に、そんな問いかけをされたら皆さんはどう答えますか?
毎日のように使っている「ひらがな」でも、好きな「ひらがな」のことは普段あまり考えていないですよね(ちなみに私の好きなひらがなは「か」で、理由はフォルムがカッコいいからです)。ささいな問いかけでも、本人の意外な一面を垣間見ることができたり、場の空気が柔らかくなったりします。
一方で私たちの普段の仕事に目を向けると、効率化や合理化が進む環境では目の前のことに意識が向き過ぎてしまい、視野が狭くなったり思考が硬直化することはないでしょうか?
遊びや余白がないと、なんだか息苦しいですよね。だからこそ、たまには目的から逸れてもOK。足踏みしてしまっている状態を「遊び心」でほぐしていくのが「プレイフルボックス」の役割です。個人の内面や、いつもはスルーされてしまうプロセスにスポットライトを当てることで、今までとは違う新たな選択肢が見えてくるはずです。
まずは気軽にやってみてください。レッツプレイ!

あなたのアイデアを教えてください

「プレイフルボックス」に完成形はありません。新しいアイデアを加えながらアップデートしていくため、みなさまからのご意見を募集しています。ぜひ「プレイフルボックス」を使用いただき、新しい活用方法やワークシートなどのアイデアを教えてください。
アイデアの投稿先 下記いずれかの方法でアイデアをお寄せください。




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