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Pixel Watch2で健康・タスク管理をしてみる、ライフログを取る

11月頭にPixel Watch 2を購入し、使い始めて丸一か月経つので感想と、現状の私の使い方を書いてみます。
まず総評としてはかなり満足していて、5万程の定価で購入したけど買って良かった。
pixel watchの主な活用目的は健康管理、習慣づけ、タスク管理の3つで、色々試した末今の形に落ち着いてきてます。

そもそもなぜpixel watchか

スマートウォッチはたくさんの種類がありますが、まずは持っているスマホがpixel phoneなので同ブランドで揃えようと思いました。
デザイン面では、丸いウォッチフェイスは他メーカーにないデザインで被らないし、バンドとのつながりなどディティールも上品。液晶の精細さやグラフィック・モーションのスムーズさもpixel phoneと同等で気持ちい感じ。
また、元々腕時計はファッション目的で付ける派で、あまりガジェット感が出てしまうのも嫌だったので、ほぼ見た目重視でpixel watchを選びました。

トロっとしたデザインがいい

全体的な感想

よく弱点として挙げられるバッテリーについて
ディスプレイの常時点灯をオフ設定にして、一日に一回、お風呂に入るタイミングで30~45分ほど充電して回してます。
充電するタイミングでは50%~30%の残量だった気がする。
仕事から帰ってきて寝落ちすると電源が切れて睡眠ログが取れていなくてがっかりしたけど、基本的にはストレスはあまり感じていない。
装着感も◎
普通の腕時計をしていた時、よく仕事中に邪魔に感じて外していたりしていた。
でもpixel watchの標準のシリコンバンドはズレない・ピッタリ装着できるのでPC作業していて天板と干渉しないので腕に何かつけているのを気にすることがなくなりました。
唯一のトラブルは、使い始めて1週間ほどしてセンサーのある裏面と接触している部分の肌が少しかぶれたこと。
3日ほどほぼ着けっぱなしにした状態で蒸れてしまったのか、寝るときは利き腕の逆のほうの腕に着けて寝る、外した時は腕とwatchをさっと拭く、をするようにして肌トラブルはなくなりました。
蒸れについては夏場が心配なところ…。

健康管理その① 運動量の記録

watchを身につけておけば、常時歩いた距離・歩数を記録して概算カロリーを算出してくれます。
ランニング、筋トレなどのアクティビティ種類を選んで記録を始めれば、時間計測と心拍数からこれもカロリー計算をします。
それまでは何度かスマホのアプリで経過時間だけ記録できるようなアプリは使ったことはあるものの、いちいちスマホを見るのを手間に感じていたので、手元でサッと開始できたり、よりカロリー計算に信ぴょう性があるのでマメに運動量を記録できるようになったと思います。
連携したFitbitアプリで、食事を記録しておけばその日のカロリー収支がぱっと確認できるので食事管理のハードルがぐっと下がりました。

健康管理その② 食事管理

これは直接pixelwatch本体の機能というより、fitbitアプリの機能によるものですが…前述の運動量の記録とセットで効果的で、習慣化できたので触れます。
Fitbitアプリのダッシュボードから食事を記録できます。
基本的にはキーワードで文字検索→分量を入力するという流れ。
そもそも食事の重量を厳密に測っていないのでざっくりの計算になってますが、毎食ごとにサクッと記録するようになりました。

記録画面

以前は食事記録用のアプリ「あすけん」を使っていたけど、摂取カロリーだけ記録することにあまりモチベーションがわかず、入力がまばらになっていたけど今はこのFitbit記録で習慣化できてます。
結局、自分にとって食事管理の目的=カロリー収支の確認だったので消費カロリー記録がワンセットになっているFitbitが自分には合っているようでした。

健康管理その③ 摂取水分の記録

一日2L水を飲みたくて、今までは特に記録せずとりあえずたくさん水を飲んでおくというスタイルでしたが、Fitbitアプリでは摂取水分を記録することができます。お手軽にアイコンタップすれば一定量加算できるのもいい点。

1タップで加算できるのが親切。


健康管理その④ 睡眠記録

これはスマートウォッチの基本だと思いますが勿論睡眠記録もできます。
Fitbitの睡眠記録画面では↓のように、睡眠時間のグラフや各日の睡眠スコア(基準がよくわからない)、眠りの深さ(一番下段のグラフ)が表現されてます。
寝ているつもりなのに日中眠くなることが最近多く、睡眠の質が悪いのか体調が悪いのか悩むことがあったので、これである程度客観的に判断できるようになっているかと思います。
毎日記録をすることで以前より意識して決まった時間に寝れるようになったと思います。
またwatchとスマホで目覚ましアラームを連動させることができるのですが、手首でwatchがバイブレーションするのが意外と良く、アラーム音で起きるよりもさっぱり目が覚めるようになった気がします。

Premiumだと詳細な睡眠レポートが見れる

健康管理その⑤ 気分の記録


その時々の気分を記録

watchにはストレスチェック機能のようなものがあり、「身体反応」を感知すると通知がきて気分を記録するように促されます。
気分の種類は、「ストレスを感じる」「悲しい」「ワクワクする」「穏やか」などネガティブ~ポジティブで選ぶことができて、ネガティブ寄りのことを記録し続けると、気分を落ち着けるようなアドバイスが出てきたりします。
正直この身体反応を感知するタイミングがどういう基準なのかいまいちわからず納得性は低いです。
とはいえ定期的に気分を記録することで、その時の自分の気分を振り返ることができるので、この内省的な時間を習慣ぽくすることで結果的にメンタルヘルスにはプラスに働くかな…?と感じてます。記録したものを見返すと、仕事でピリピリしている期間がわかりやすいです。
心拍モニターも、緊張してることが自覚しやすいので面白い。

タスク管理その① Google Calendarとの連携

基本的な使い方ですが、手元でサッと次の予定を確認できるのはやはり便利です。
あまり一日の予定を細かく覚えることが得意ではないので、それは機械に任せておいて目の前のことに集中できます。携帯をチェックする頻度も下がって身軽になった気がしています。
また、watchをつけるようになってからGoogle Calendar上でタスクを細かくインプットするようになり、Todoリストの作成と消化のハードルがこれも低くなりました。

タスク管理その② ポモドーロタイマー

25分の作業セッションに5分の休憩を挟む時間管理法をポモドーロテクニックといいます。これを測るポモドーロタイマーがwatch OSにもアプリとして存在していて、これを使って仕事や勉強、読書などちょっとしたタスクの時間を管理してます。
タスクそのものを管理するというより、あるタスクを実行するための補助的な手法という感じですが、時間内に何かを終わらせたり、着手が億劫な時に作業をはじめるトリガーっぽく使えるなどで活用しています。
pixelwatchの導入前は、これもPCやスマホのアプリでやってましたが、億劫な操作が手元でサッとできて便利になりました。

その他:習慣化をする

このセクションは直接はpixel watchには関係ないのですが…
前述のとおり、健康管理のための記録のハードルがぐっと下がったこと、タスクのリマインドが確認しやすくなったことによって習慣化がしやすくなりました。
それまで習慣トラッカーアプリを使って、例えば
 ・運動、筋トレをしたか
 ・水何L飲んだか
 ・何分勉強をしたか(TOEIC対策とか、仕事用の勉強とか)
 ・読書したか
等々、習慣的にやることは項目をつくってチェックするようにしてましたがやっぱりこれも達成できてるのかできてないのか、マメに確認するのが億劫でトラックの精度がイマイチでした。
ただpixelwatchを導入してから運動量や水分量、それからポモドーロタイマーで勉強や読書時間を記録することで、その時その時では記録だけして、あとでトラッカーにチェックを入れる。という流れができて記録をつけやすくなりました。
別にやっていれば記録をつける必要はないけど、月々で振り返った時にやった量を見える化できるので、まずは習慣の定着と、モチベーションアップにもつなげられそうです。

日常の解像度が上がった感覚

 今月どれくらい本読んだっけ?
 どれだけ運動したっけ?
と以前は何かコツコツやっていても、記録の精度が低かったため成果が実感しづらい点があったのですが、pixelwatchを導入してからマメに記録できるようになり、いつ何をどの程度やっていたのかかなり見える化できるよになった実感があります。
スマートウォッチでなくともこういったライフログ的な手段は沢山ありますが、なるべく自動的に記録してくれて肌身から離れないこの形態が、マメでない自分のような人間には合っていたようでした。
買ってよかったpixelwatch。

とはいえ、pixelwatchはまだapple watchには追い付いていないようなので、どんどん進化してしてくれることを願ってます。アプリの種類がもっと欲しい。

Google Mapのナビも便利です

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