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Difyで自律型AIエージェントを作る

割引あり

はじめに

Difyを使って自律型エージェントを作成しました。ゴールを設定するだけで、AIエージェントが自律的にタスクをこなします。

課題:手動での繰り返し作業

これまで、AIに何かを指示する際には以下のようなステップが必要でした。

  1. AIに指示を与える:具体的なタスクや質問を入力。

  2. 出力を確認する:AIからの回答や結果をチェック。

  3. 改善策を提示する:必要に応じてフィードバックを行い、再度指示。

このプロセスを何度も繰り返すのは正直大変でした。特に、複雑なタスクになると、人間が介入する頻度も増え、効率が下がってしまいます。

解決策:自律型エージェントの開発

そこで思いついたのが、ゴールを設定するだけで、自動的にタスクを実行し、結果を評価・修正するエージェントを作ることでした。

具体的な取り組み

  • ゴールの設定:エージェントに最終的な目的を伝える。

  • タスクの自動実行:エージェント自身が必要なタスクを判断し、順次実行。

  • 結果のレビューと修正:出力結果を自動的に評価し、必要なら再度タスクを修正・実行。

この仕組みをDify上で実装することで、手動での繰り返し作業を大幅に削減できます。

使い方の流れ

見た方が早いと思うので、使い方の流れを説明します。まず初めにゴール設定を行います。ここでは「良質なWeb記事を執筆する」としました。

最初は適当に「記事を執筆して」とかでいいです。もし細かい仕様があれば記載してください。

そうするとWeb記事が執筆されます。

「記事を執筆して」とだけ指示したのにも関わらず、リモートワークのメリットとデメリットについての高品質な記事を作成しています。特に、インタビュー形式のセクションを入れているのが面白いです。

実際の入力が、「良質なWeb記事を執筆する」というgoalと、「記事を執筆して」という二つの言葉だけでここまでのアウトプットが出るのはとても興味深いです。

実際に使ってみて

エージェントにゴールを設定すると、あとは自動的にタスクをこなしてくれます。例えば、Web記事の作成も、一度作成した記事に対してダメ出しをして、再度修正してくれるので質が向上します。

以下ではすぐに自律型エージェントをDifyで使える方法をご紹介しています。DSLファイルで公開しています。

公開内容

  • YAMLファイル:エージェントの設定をまとめたファイル。これを使えば、同じエージェントを再現できます。

こんな方におすすめ

  • AI開発に興味がある方:自律型エージェントの仕組みを知りたい。

  • 業務効率化を図りたい方:繰り返しの作業を自動化したい。

  • Difyをもっと活用したい方:高度な使い方を学びたい。

おわりに

Difyは大きな可能性を秘めている一方でまだまだハック的な要素も必要です。一緒にDifyをハックしていきましょう!

株式会社Omlucでは、生成AIを活用した事業を行っています。一緒に働く仲間を募集していますので、ぜひお問い合わせください。

また、Difyで生成AIアプリをハンズオンで作りながら学べるUdemy講座も好評です。基礎からDifyを学びたい方はぜひおすすめします。
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