R1(2019)_Ⅱ_1_8(塩害,加速期・劣化期)

注意事項

・答案例の文字数は技術士解答用紙の文字制限を満足しています。
・答案例は,既往の技術図書等や過去に私自身がA判定を頂いた記載例を参考に記載していますが,仮に同じ問題が出た場合に,本答案例をそのまま記載した場合においても、A判定を確約するものではありません。あくまで参考としてください。本コンテンツ使用に伴い損害が発生した場合においても,一切の責任は負いかねます。
・可能な限り公表されている技術図書や記載している参考文献先を確認しながら書いていますが,記載の内容に技術的観点からの誤り等がありましたらご連絡下さい。事実確認後,必要に応じて返金対応等致します。
・より優れた記載内容等がありましたら,補足等に追記していきたいので,有意義なご連絡お待ちしています。
・無断での複写、転載を禁じます。

問題

Ⅱ-1-8 沿岸部に立地する鉄筋コンクリート構造物においては,塩害に対する対策が重要となる。塩害における4つのステージ(潜伏期,進展期,加速期,劣化期)の中で,潜伏期以外の2つを選び,その特徴を簡潔に述べよ。さらに新規に鉄筋コンクリート構造物を設計・施工する際,鋼材を発錆させないための対策項目を3つ挙げよ。

参考文献

『加速期,劣化期の特徴』
・土木学会:コンクリート標準示方書「維持管理編」2018年制定 P131 3章 塩害
『新設時の対策』
・土木学会:コンクリート標準示方書「設計編」2017年制定 P156 3.1.4 塩害環境下における鋼材腐食に対する照査

ポイント!

各劣化要因毎に,維持管理編において,潜伏期,進展期,加速期,劣化期が規定されています。また,塩害に対する新設時の対策は設計編に細かく記載されていますので,上記参考文献先を確認すると問題なく回答できると思います。なお,腐食発生限界濃度は従来1.2kg/m3が用いられていましたが,現在はセメント種別,水セメント比に応じて変化しますので注意が必要です。文章化が手間!という方は注意事項にご了承の上ご購入検討頂ければと思います。

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