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GO TO Solo EAT?! お一人さまならいいんじゃない?

緊急事態宣言も発出されたが、2度目ともなると人々の受け取り方もさまざまだ。多くは前回ほどの緊張感がない状態に思える。

緊急事態宣言≒飲食店に集中砲火

幸い、勤めている企業は「許可なく出社できない」状態だ。家族と暮らしている中堅は「ずっとテレワークで良い」意見が多く、一人暮らしの若者は「Web会議以外で人と話す機会がない」と嘆き(であれば、もっと発言してもよいよ)、管理職は「やっぱり雑談する場がないとアイデアが育たない」などと言いつつ、部下の様子がわからないことに少々困っているようだ。

政府の対策も後手後手で、心情的に緊急事態宣言を無視したい人は沢山いるだろう。個人的には不要な外出はしない方向ではあるが、とはいえ、すべて言われるままに閉じこもっているのもどうか、とも思う。

「だって経済が動かないでしょ?」「好きなお店がつぶれちゃうでしょ?」と分かったような言い訳をするつもりはない。ただ、自分の精神衛生上、ある程度の外出は必要だ。

飲食店が集中砲火を受けているような印象を受ける現状だが、感染が広がる要因は飲食店にのみあるわけではなく、人が人と唾を飛ばしあうことだと理解している。

人の唾は普通に話をしても、結構飛ぶそうで。中学の・・・何年の時かは忘れたけれど、壇上に立つ教師の「こうやって話すだけで唾は1mぐらい飛ぶ。声を大きくしたら3mは・・・だから、前から3列目ぐらいの顔にはべったりだ。」というあまりにもデリカシーの無い話を聞いて、気分が悪くなったのを思い出す。

話が逸れたけれど、だから、一人で静かに飲む分にはまったく問題ないわけで…むしろ「お一人さま」を優遇して欲しいと思ったりもする。「食事は一人で」なら、「昼間ならいいだろう」とか「4人までなら感染の危険はないんでしょ?」という変なメッセージの伝わり方はしない。

GO TO では阻害される、お一人さまではあるが

GO TO EAT が始まった頃、一人では予約が出来ないお店が多く、やきもきした(GO TO TRAVEL でも)。一人はお店にとって場所だけとる、コスパの悪い歓迎されない客だろうか。心外だ。

個人的にはハシゴ酒はせず、一所に落ち着いて飲み、しかも酒量は少なくなく、食べたければ値段を見ずにフードをオーダーしてしまうので、1回の支払いはそこそこになる。平時は周囲の喧騒にうんざりしないよう、カウンター席を狙って一人飲みを楽しむことが多い。

もちろん友人との会食は楽しいけれど、好きなお酒を味わったり、カウンターの中の人と話したり、お一人さまにはお一人さまなりの楽しみ方がある。本を読んでもいい。今は「カウンターの・・・」は我慢すべきかもしれないけれど、先日行った回転寿司のように、オーダーするたびにマスクをすればいいかもしれない(一人なら都度マスクも無理ではないよ)。

自衛をしながら、外出・外食を楽しみたい

幸い、私の周りではコロナにかかった人はいない。

でも、同居家族に後期高齢者がいるので、気軽に「感染予防は意味がない」、「インフルエンザの死者が減っているのに、何コロナでわーわー言っているんだ」、「医療崩壊なんてマスコミの誇張だろう」、「20時以降も開いているお店はあるから、探せばいい」という考えの人には、正直怖くて近づけない。

でも、個人がどんな考え方で暮らしているかはぱっと見にはわからないもので、実際に自分の考え方を言えば、異なる考えを隠す人もいるだろう。結局は、信頼できる人以外とは食事をしない、外出先で人が近くにいるときはマスクをすることが、すべき防衛ではないかと考える。

旅行も同じだ。車を使う、一人もしくは同居家族以外とは出かけない、感染予防対策をしっかりしている宿を選ぶ、食事とお風呂を除き自室にいるとき以外はマスクをする。それなら、温泉宿でまったりすごす分には許されないだろうか?

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