【たまには夜ふかしだってしたい】2024/11/7
ほんの最近まで暑い暑いと言っていたのが嘘のように、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。お布団の中でいっそう幸せが感じられる季節です。布団IN即寝の私でも、就寝前の少しの時間を本読みに充てたい時期でもあります。
本系イベントに行くと本へのモチベが高まります。近頃では暇さえあれば何かを読んでいますが、これまでの人生でこんなに本を読んだのは、小学生の頃以来です。私が子どもの頃は今と違って娯楽も少なく、テレビにしても子どもは家族のなかでもチャンネルの優先順位は低いので、見たいものが見られるわけではありません。まだ日中は外で遊ぶこともできますが、夕方以降では読書くらいしか自分で選択できる娯楽の無い時代でした。
子どもの読書離れが言われます。それは当然のことで、これだけ自分の楽しいことを自由に選択できる世の中であれば、小学生の私は本はほとんど読まなかったでしょう。少ない選択肢だったことが今の幸せに繋がっています。
本屋や図書館にいくと面白そうな、まだ読んだことのない本があまりに多くて、「死ぬまでにどれだけ読むことができるのだろうか」と少し寂しい気持ちになることがあります。本を読む幸せと、すべて読めないことへ寂しさ。自分でも処理できない感情はいったん横において、まずはまた今日も眠りにつく前のひとときの読書を楽しみます。
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