【無力感に囚われる日】2024/11/13
生成AIの進歩が凄まじく、情報収集も全く追いつかない毎日ですが、日々の生活や仕事の中で活用するシーンは確実に増えています。
とある仕事で膨大なデータから必要な部分だけを取り出してデータベース化したかったのですが、これまでなら手作業で登録する半日ほどの作業量でした。ふと「生成AIなら早いかも」と思い、詳しい方にツールの選定とプロンプトの作成をお願いしたら一瞬で出来上がり。
芥川賞を受賞されたし九段理江さんは「全体の5%くらいは生成AIの文章をそのまま使っている」と発言され、界隈がざわつきました。しかし、実際のところ周りのライターの方に聞くと生成AIに活用している方がほとんど。昔の”コンピューター”のイメージと違って、うまく使うことで独創的にも効率的にも使えるのです。
人間が一生のうちで学んだり、知り得たりする以上のことができるような時代に、ふと自分の輪郭がぼやけてしまうような無力感に囚われてしまうときがあります。そんな感情を持つことの無意味さはわかっていたとしても。
そんなときは少しデジタルデトックスとし、ぼーっと考え事をしたり、本を読んだり、散歩をしたり。そんな時間を持つことが私には必要です。今週は積読本の山を低くすることを目標としてみますか。あるいは本屋巡りをして、逆に積読山を高くするのも面白いかも、なんて。
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