【貸棚本屋を知ってほしい】2024/10/9
店の前にA型看板を出して只今開店中をお知らせしています。あとは偶然通りかがった方にもお店について知っていただくため。『貸棚本屋』と書いているのですが、『貸本屋』と思って入ってこられる方もいらっしゃいます。書き方に工夫が必要です。
貸本屋さんは近頃では見かけませんが、子どもの頃には私の住んでいた小さな田舎町でも近所に一軒あってよく漫画を借りたものです。当時は全国にたくさんの貸本屋があって子どもたちがお小遣いを持って行けば何冊が借りられる。それも学校図書館にはない流行りの漫画など、魅力あふれるラインナップ。貸本屋、駄菓子屋は、昭和の子どもたちにとっての行きつけのお店です。
貸本屋の歴史は古く、江戸時代から庶民文化を支えてきました。一方、貸棚本屋は一般的に耳馴染みがなく、”貸”と”本”の漢字で貸本屋さんと思われてしまうのも仕方ありません。貸棚本屋の面白さを知っていただけるように広げていかないとなあと思ったエピソードです。というわけでもありませんが、今週2回ほどメディアに出る予定です。また出たらお知らせします。
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