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【賑やかだった昔を偲ぶ】2024/08/31

2025年前期のNHK朝ドラ『あんぱん』は高知が舞台になる3作目。前回の『らんまん』の記憶が新しいところなので「また高知?」という感じですが、実は徳島の方が先に舞台となっていました。それが1980年の『なっちゃんの写真館』です。

同作は写真家立木義浩さんの母、香都子さんがモデルとなったと言われており、仲之町にある『立木写真館』がその舞台です。惜しくも2000年に閉められましたが、現在もその場所に建物(リニューアル後の新館)が残されています。comxcom古から歩いてすぐです。

今では当たり前に行われている結婚式の前撮りは立木写真館から始まったとも言われています。徳島に来た昔々、すでに成人式の前撮りが当然のように行われていて非常に驚いたのを覚えていますが、それも今は全国で当たり前に行われています。徳島人にはそういう発想の斬新さとホスピタリティ、良い意味での商魂といったものがある気がします。

私たち家族もいちどだけ立木写真館で撮ってもらったことがあります。子どもも交えての撮影だったのですが、さすがのホスピタリティ溢れる対応でスムーズに撮影でき、いい思い出となりました。

立木写真館が建つ仲之町も昔は商店や病院がたくさんあって「クリニック通り」などと呼ばれていたと聞いたこともあります。一時は阿波おどりの演舞場が立った年もあったとか。今では寂しい限りですが、眉山が真正面に見える立木写真館の横を歩くと当時の賑やかな風景が想像できます。
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