【ZINEの可能性】2024/11/26
comxcom古の貸棚『林檎ノ本箱』と『カベノ本箱』合わせて、現在26の棚主さんがいらっしゃいます。年間100冊を超える本を読まれる方やずっと集めてこられたシリーズ本など、それぞれに個性的なラインナップで棚が彩られています。
#貸棚本屋を始める3つの理由 で書いたように、ここ徳島の文化を応援したい。comxcom古は裏通りの小さな貸棚本屋ですが、この地でできることを少しずつしていきたいと思っています。貸棚本屋を始めて「本屋は求められている」と感じました。昨今は全国的に本屋が減り続け、本を読まない時代とも言われています。ネット上で様々な娯楽が楽しめ、本もネットから簡単、スピーディに手に入る時代です。だからこそ”体験”としての本屋が必要とされていると感じるのです。
その貸棚本屋での”体験”を深く、幅広いものにしてくれるものの一つが、自主制作の本、ZINEです。もう10年以上前になりますが、渋谷パルコにあったZINEの専門店「オンリーフリーペーパー」さんに行ったときの楽しさは忘れられません。全国から集められた100冊を超えるZINE。こんなにも自由でいいのかとZINEという文化の可能性に驚いたものです。
comxcom古に自主制作の本を置いていらっしゃる棚が現在4棚あります。その棚を明日から連載でご紹介していきます。
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