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【本と珈琲の距離】2024/10/6

パン屋さんの朝は早い。朝、パンの焼けた匂いがすると幸せを感じます。ご飯とお味噌汁だって負けていません。皆さんにとっての本の匂いはどうですか?

そもそも本に匂いがあるのかという話からになります。新刊には新刊の匂いがありますが、古本には色んな匂いが染み付いています。古い紙の匂いだったり、タバコの匂いだったり、なぜかしらいい匂いがしたり。

匂いは言語を飛び越えて原体験と繋がっているようで、私のなかの古本の匂いは湿気を含んだ少しカビ臭いようなイメージです。おそらく子ども頃によく押し入れで本を読んでいたからでしょう。現代建築のようはクローゼットではなく、古いものが雑然の置かれた物置のような場所です。そこはいろんな古い匂いで満ちていました。

一般的には本と珈琲には親和性を感じられるようで、よく一緒に販売されています。本を読むと珈琲が飲みたくなるのか、珈琲を飲むと本が読みたくなるのか。私は本と珈琲の匂いが原子レベルでは似ていると思っているのですが、有識者に叱られそうなのでココだけの話とさせてください。

何だか珈琲が飲みたくなってきました。私は朝イチは珈琲を飲まなければ動き出せません。朝の裏通りの小さな古本屋はどこからか珈琲の香りが漂ってくる。やっぱり本と珈琲は距離が近い。

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