【知っ徳 ちゃんと読んでる??契約書20211125】
【知っ徳 ちゃんと読んでる??契約書20211125】
また急に寒くなってきました、、、
体調管理には気をつけましょう。
さて、私は10年以上法務総務労務人事経理などの書類作成をしていますが、何度も同じことを思います。
それは、ほとんどの人が、契約書の存在やそのチェックの重要性に気付かないことが非常に多い。
あるいは知らない。
これがなかなか問題です。
倒産破産の引き金になることも非常に多いです。
この時期になると毎年同じことを開業からずっと言っていますが次から次へと出てきます。
そしてそれに関わる相談も12月に入る頃から急激に増えてきます。。。
契約書及びその他書類について、様々なことがうまくいかない一つの理由としては、
会社など組織において、個人として社員などがそれぞれが成長しても、引き継ぎがうまくできることが意外とあまりなく、組織自体として成長しないことがあるからかもしれません。
また、経営者の方が主導しているプロジェクトで非常に多いのが、
・契約書があるから大丈夫
・証拠があるから大丈夫
・あまり多くの人に知られるのが良くないから相談しないほうがいい
・信用できる人だから大丈夫
こんな心理の下で行われる契約関係です。
何が問題かといいますと、
「大丈夫」
と思い込んでいることです。これが問題。
確かに自分がやっていることに自信を持つことは大事ですし、そのための確認をしていることはとても重要です。
ただ、このような場合は、契約書があったとしても、しっかりと確認していないのであれば、
「何もないと同じ」
もっと言えば、場合によっては契約書があるほうが不利になることもあります。
上記のようなことはまた、新規取引をする、新規事業をするなどの時によく起こりうる心理状態だと言えます。
なぜか、、、、、
例えば、
何かに焦っているとか急いでいるとか、
知らないことが多いと諦めているとか、
担当者の認識が甘いとか、
このようなことは詐欺にあってしまう方の心理とも近いです。
ですからやはり常に確認するためのぶれない指針や相談先(複数)を持っておくことが経営としては本当に安定すると思います。
あるいは最悪の場合、ある種詐欺にあったような状況に陥っていることに気付かず、数億の負債を背負ってしまうこともあります。
契約書がないことは論外ですが、他にも多く聞くのが、せっかく顧問弁護士などがいるにもかかわらずその書類を見せていないということがあることです。
これは様々な企業の顧問をやっている弁護士からもよく話されることです。しかも多数から。
少し違った観点になるかもしれませんが、病気と同様に、予防ができたほうが経済的には非常に効率が良いです。
ですから、どんな小さな契約でも、レビューをする習慣をつけていくことが会社の経営を継続するためには非常に重要です。
それらのチェックができるのは大切ですが、それら作業を大変だと思わない気持ちや環境を作ることでも非常に価値は高いです。
是非、頭の片隅においてください。
最近は、書類周りの確認フローやそのための業務改善の社外アドバイザーということもやっています。
権利に関する書類のチェック、アドバイス、コンサルティングを予防法務・危機管理の観点から、、、、
リスクに関する顧問もしております。
スタートアッププラン 年間330000円から
今年も残り2件のみ募集、ご依頼はお早めに。
今日も最高の一日を!Goodluck!
Ccmoコンサルティング
徳川綜合法務事務所
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石川裕也
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