好き!尊い!の解像度を上げて伝える方法とか。
※長文感想を書くほどいいという意味合いではありません。
※感想やコメントを伝えることが義務ではないという前提です。
※すなわち、「伝えたいけどうまく伝えられず筆を折ってしまう、反応をやめてしまう方」向け。
いつも見てくださって、感想やコメントをくださってありがとうございます。本当に助けられています。ごん、お前だったのか。
私はいつも、「感想欲しいです!」と声を大にしてして結構言ってます。なぜならモチベーションになるから。なんでモチベーションになるのか、も簡単に後述してます。
でもね、意外と、いや結構、そういうのを伝えることが億劫な方って多い?というか実際にそういう声を聞いたことがある。しかも伝えたくないわけじゃなくて、伝えたいのに伝えるのが……みたいな方。
たとえば、理由としてこんな感じ。
①「うまく伝えられない」
→伝えること、に意味あり
②「言葉が見つからない、いつも同じになる」
→1回言ってもらえたの好き、と、10回言ってもらえた好き、意味合いが変わります。
③「みんな言ってるし」
→1人からの好き、と、10人からの好き、は数による価値が変わりませんか?あなたも10人目になろう!
④「気持ち悪がられそう」
→気持ち悪くない!!!!!!!!!!!!!!!
その他もろもろ。というかねまずね、マジで伝えることに意味がありますから。
好き!と言うのと、言わないのは全く別物。口に出さなきゃわからないことがあります、沢山!思ったことできる限り伝えてみてください、推しは推せる時に推せは、マジ。(余談ですが、今日私の推しは諸事情でこれからの命運をわかつ配信をするので本当に気が狂いそうです)
冒頭にも書きましたが、もう一度。
推しのモチベーションあげたいなら感想書け!ではないのを前提の上ご覧ください。いや、まぁ違うのかと言われたら否定はできないんですが、心動いた瞬間が、伝えたいのに伝えられない、伝えて欲しいのに伝わらない、というのがもったいない!という心で書いています。
じゃあモチベーションのはなし。
⬛︎自己発信も承認欲求も溢れる世の中です
なんで感想ほしいか、みたいなことの、活動者側からのひとつの意見と現状。そう、インターネットでいくらでも自己発信できることで、そこから芽が出た人も沢山いますよね。自分も!と思ってそれに倣う人もたくさん出てくることで、飽和も激しい世の中。飽和が激しいってことは、中々見つけてもらうのって難しいのもまた世の中。
本当に聴いて、なおかつわざわざ時間と体力を割いて言葉をくださる人って貴重なのです……。こんなに楽しいツールやコンテンツが溢れている中で、わざわざ、飽きずに、情報を追ってくれている。それだけで大変喜ばしいことです。感想くれる!?目が疲れるのにスマホやらパソコンやら触って作品を見ながら頭の中のことを言語化してわざわざ教えてくれるの!?
ちゃんと自分がやったことを見てくれて、気づいてくれている人がいるだけで、モチベーションはあがるものなのかな、と思います。人それぞれかもしれませんが、自己満足100%でやってたら表になんか出さないんじゃないかな、と個人的には思うところがあります。
あと単純に褒めてもらえると嬉しくなりませんか?私は嬉しくなっちゃう、褒められて伸びるタイプです。猫もかわいいと沢山褒められてるからあんなに伸びるとされています。うそです。
……といいつつ私も好きな人に直接言葉を送ることに抵抗がないわけではなくて。
なんかね、推しだけではなく、ファンの人にもそれを見られるのが小っ恥ずかしいとかね、ありますよね。ひっそり応援したいんだ!と。
⬛︎匿名メッセージツールめちゃ便利
しかし!今はマシュマロを始めとしたさまざまな匿名メッセージ投稿ツール、そして我らがニコニコのコメントなどがあります。というかニコニコのコメントの便利さに最近驚いている。動画が流れているところに好き、と書くだけで、どこが好きなのか伝わるってすごい効率いいですね。
そんなわけで、人に直接気持ちを伝えられるツールが多い昨今。
表現者とファンの距離が近くて、手紙を書いてファンレターを送らなくてもいい時代。(私は手紙めちゃ好きですが)
匿名だろうがそうでなかろうが、いくらでも書けるところあるよ!いけるいける!いけるって!
と、いうわけで、こんなふうに伝えると貴方の推しへの感想文ライフが捗るんじゃないかなと思ってこれを書いています。特に例を挙げた①と②の方とか。
私が今から書くのは本当に一例かつ簡単な方法です。(自分がよくやってるやり方でもあります、お恥ずかしい)
あとね、こうやって感想文を書くことで、「自分が推しの〇〇のここが好きなんだな」「こういうところに惹かれてるんだな」という自分自身の琴線も見つけることもできたりする。そして、やっぱり私は推しのここが好き!尊い!最高!となります。いいループ。
⬛︎そんなわけでタイトル回収する
伝えやすい感想文はまさにこれ。
「脳死ワード」の、解像度を上げる
「あーーーーーー好き!尊い〜〜〜!天才!最高!」
脳死してますね、いいんです、脳から直接言葉を打ち込んでます。伝えられただけで貴方はもう推しのモチベーションをあげています。
エモーショナルな感想も実は好きです。文面で殴ってくる感じ。感嘆符の鬼みたいなやつ。
でも今回は、もう少しちゃんと言葉にしてみようのコーナーです。私が普段感想書いたり、短くてもよかったところを伝えたい時にやってることそのまんまなので、本当に参考程度になれば……という初歩的なやり方です。
A:解像度をあげる
>> 〇〇が好き
音楽なら「声、歌い方、楽器、歌詞、イントロ、テンポ感、」
イラストなら「明度、色、線、モチーフ、作風、絵柄、背景」
あとざっくり使えるのは「雰囲気、世界観、個性」など。
>> 〜だから好き
理由を述べる。かわいい、かっこいい、美しい、新しい、懐かしい、大人っぽい、幼い、などなど……。
B:それらを組み合わせてみる
「〇〇が〜だから好き」
立派な貴方の感想では……?
これだけで好きなポイントの解像度が上がる気がします。
C:Bをベースに付け加えしていく
>>以前の作品のこともふまえて
類似のパターン
「前、△△を見た時も思ったけど、〇〇が〜だから好き」
比較のパターン
「前の△△と比べて、〇〇が〜だから好き」
※否定っぽくなりがちなので、前の△△の良さも簡単に述べるといいかも。違った良さがある、と付け加えるとか。
>>もっと詳しい情報を付け加える
〇分〇秒、〜の位置、など。
「〇〇が〜だから好き、特に××の箇所でそう思った」
D:順番を変えてみる、協調させてみる
定型分っぽくなりすぎない感じに。基本的に伝えたいことを頭に持ってきて、理由を述べるのがわかりやすいかも。結論から先に述べる、ってやつですね。
「〇〇が好き、〜だから。△△の時も思っていた」
「すごく好き、〇〇が〜だから!」
「〜。特に××の〇〇が好き」
こんな感じ……?
こうしてポイントをあげていくだけで、すごくわかりやすく、貴方の思ったこと、少しでも言語化できるんじゃないかと思います。
あとは、言葉が思いつかないときは、いわゆるマインドマッピング方式で思った単語や好きなところを沢山書き出していくとか。
そうやって作った文章をベースとして、あとは自分の言葉に変えていきましょう。そのあたりは普通に文章を書く練習、いろんな文章を見て使える言葉や表現を増やしていくことが大事だと思うので、がんばれ……いや一緒にがんばりましょう。アウトプットは練習。
そんなわけで、あなたの推しも、あなたの推し活ライフも、楽しいものになればいいなぁと思います。