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オンサイトイベントの最高傑作であることの証明ーコミュニティのプロ目線で解説ー

この投稿は「CLS高知 Advent Calendar 2024」の13日目の記事です。
#CLS高知 #きっかけはCLS

こんにちは、コミュカル Mitzです。
いきなりですが大事なことを言います。
「オンサイトイベントを成功させたい!」&「コミュニティを成功させたい!」と思っている人は一度CLS高知に参加すべき!

CLS高知は、様々なファンコミュニティやユーザーコミュニティなどで活躍する人たちが、”課題先進県”である高知で一堂に会するイベントです。

「コミュニティ」とひとことで言っても、様々なパターンがあります。また、同じパターンのコミュニティでも、運営者の属性・参加者の属性などによって、形成される文化も居場所としての雰囲気も全く異なるのがコミュニティです。

突然言いますが、私はコミュニティ推進専門の企業で生計を立てているコミュニティのプロフェッショナルです。2B・2C、趣味・ビジネス、オンラインプラットフォーム主体・イベント主体など、様々なコミュニティ(50以上)を企画・推進してきました。また、150名以上のコミュニティ推進者と1on1を実施して色々なコミュニティの生々しい情報も得てきました。
その結果言えること。それは「全てのコミュニティにおいて、文化・雰囲気・色は異なる!そしてコミュニティを成功させるために必要となる手段のパターンも全て異なる!」です。

・・・と、「全て異なる!」と極論を言ってしまいましたが、ほとんどのコミュニティやコミュニティイベントにとって共通する「成功の形・ゴール」もあります。今回はその中から「オンサイトイベントの成功」について、CLS高知を事例としてお話します。


オンサイトイベントの成功ー5つのポイントー

オンサイトイベントの成功を5つのポイントに分けてみました。

1. 目的と参加者のニーズの明確化

オンサイトイベントに限らず全てのイベントにおいて言えることですが、そのイベントが成功するかどうかは、参加者の目的や期待にどれだけ応えられるかにかかっています。これを実現する要素を簡単に紹介します。

  • 目的の設定:イベントの主催者として、「なぜこのイベントを開催するのか」という目的を明確に定義することは必要不可欠です。例えば、新しい技術やビジネスのトレンドの共有、メンバー間の交流とコラボレーションの促進、業界内でのリーダーシップの確立やブランディング、などです。

  • ターゲットオーディエンスの定義:イベントに誰を呼びたいかを明確にすることで、コンテンツをそのターゲット向けに最適化できます。新規メンバー、古参メンバー、その業界のリーダーなど、どの層に訴求するかを明確にしておくと、PR・広報・メッセージングやマーケティング戦略も効果的に進められます​。

  • 参加者の目的を把握する:イベント前に、アンケートや事前インタビューを行い、参加者が何を期待しているのか、何を得たいのか、何を学びたいのかなどを把握することが大切です。これにより、更なるコンテンツの追求・選定や、登壇者の選抜、セッションの構成を成果に繋がるものへと反映させていくことができます​。

2. エンゲージメントの促進

オンサイトイベントでは、オンラインイベント以上に参加者同士の積極的な関与・コミュニケーションを促す仕組みが欠かせません。いくつかの実践的なアイデアを紹介します。

  • インタラクティブなワークショップやディスカッション:イベント中に、参加者がただ聞き手に回るのではなく、ディスカッションに参加する形のセッションを導入します。これにより、イベントの一体感が高まり、参加者が積極的に意見を共有できる場が作られます​。

  • ゲーミフィケーション:ゲーム的な要素を導入することで、参加者のエンゲージメントを促す・さらに高めることが可能となります。例えば、イベント内でチームを作り、クイズやワークショップに共同でチャレンジすることで、楽しみながらネットワークを広げられます​。

  • ライトニングトークやピッチセッション:短い時間で自分のアイデアや経験を共有する「ライトニングトーク」などを行い、参加者に自分の意見を発信する機会を提供、また、参加者自身と身近な立場の方のライトニングトークを聞くことで、刺激を受け自分ゴト化への第一歩に繋げることも見込めます​​。

3. コミュニケーション・ネットワーキングの場の提供

参加者同士が深く繋がることができる場の提供は、オンラインでは実現できないオンサイトイベントの大きな価値の一つです。

  • ネットワーキングセッションの設置:ネットワーキング専用の時間やスペースを設けることで、参加者同士が無理なく会話を始めやすくなります。また、運営側からあらかじめキーパーソンを紹介する、時にリラックスさせる、時に盛り上げるなどして、積極的なネットワーキングを促す仕掛けを取り入れることも効果的です​​。

  • ペアリングやメンター制度の活用:特定の参加者同士をマッチングする「ペアリング」の仕組みを事前に用意しておくと、特定の人と深く交流できる機会を作ることも可能です。組み合わせ次第では、同じ属性の方同士を繋げたり、新規メンバーと古参メンバーとの溝を埋めやすくするなどの効果に繋げることも可能です。

  • バーチャルとオンサイトの融合:イベント自体がオンサイトだとしても、その場だけで閉じた形式にせず、SNSやオンラインツールを活用して、ハイブリッド形式での交流の場や機会を構築することも非常に効果的です。これが実現できると、広く深い参加者交流の醸成に繋いでいくことも可能です。

4. インタラクティブなコンテンツとサプライズ要素

自宅で気軽に参加できるオンラインイベントと違い、オンサイトイベントでは参加者が現地に拘束される(言い方を変えれば、逃げられない)パターンが多いため、参加者が飽きずにイベントに興味を持ち続け、そして満足感を得続ける状態にしていくためのコンテンツの工夫が必要です。

  • サプライズ:イベント中に予定外のプレゼントや特別ゲストの登場、初の(未公開の)報告など、参加者が予期していないサプライズ要素を加えることで、参加者のワクワク感・期待感を高めることができます。これにより、イベント全体のエンゲージメントも持続します​​。

  • ライブQAセッション:スピーカーやパネリスト向けのQAセッション(事前に作り込まれたものではない)を実施することで、予測できない場や参加者が直接質問できる場を作ります。これにより、コンテンツが一方通行・一方的ではなく、参加者も巻き込んだ双方向の雰囲気作りが可能になります​。

  • インタラクティブなワークショップ:参加者にマッチしたワークショップや参加型ディスカッションを用意することで、参加者自身のより深い感情や知見の発散の場を構築することができ、また参加者同士の良好な議論も生み出すことができます​​。

5. フィードバックとフォローアップの徹底

イベント後も、次に繋げるためのアクションを忘れずに実施することは必要不可欠です。

  • フィードバックの収集:イベント後に参加者からフィードバックを収集することは非常に重要です。これにより、イベントの改善点が明確になり、次回のイベントに確実に反映できます。また、フィードバックをイベント参加者全員と共有し、コミュニティとしての透明性を高めることも、次回以降参加者から更に有効なフィードバックを得るための効果的な手法です。

  • 次回イベントの予告と関係の維持:イベントと参加者の良好な関係性を維持し続けるため、次回イベントの案内を早めに告知したり、フォローアップのメールや感謝のメッセージを送ることは非常に効果的です。参加者の熱量が高いうちに更に良好な情報を伝えたり・良好なアクションを行うことで、リピーターを増やす施策に繋がります。SNSを活用することで、イベント後もコミュニケーションを継続させるとともに、参加者自身が活発に活動できる場を提供します​​。

オンサイトイベントの最高傑作 CLS高知

先程紹介したオンサイトイベントを成功させる5つのポイント、なんとCLS高知は全て実現しています!
ですので、ここでは5つのポイント毎にCLS高知の取り組みを当てはめて紹介してみたいと思ったのですが……
参加したことのある人には「うん、そうだよね。わかってる」ですし、参加したことのない人には「文章で説明しても(されても)本物の熱量は伝わらない」と思います。なのでひとことだけ言います

CLS高知はオンサイトイベントの最高傑作!
必ず新たな発見・新たな人脈が得られる!
先に繋がる新たな扉を開くことができる!
コミュニティのプロ目線で保証します!

※ひとことじゃないw

冒頭でも言いましたが私はコミュニティのプロフェッショナルです。日本でもトップクラスの「コミュニティアクションをし続けている人間」そして「コミュニティに厳しい専門家」だと自負しています。
その私が自信を持って「CLS高知がすごい」という理由(事例)を1つだけ紹介します。

CLS高知がすごい!という事例

わたし(Mitz)は、高知出身でもなく、高知に住んでいるわけでもありませんが、初めて参加したCLS高知でその魅力(イベントの魅力、高知の魅力、運営のみなさんの魅力、カツオの魔力)の虜になり、即運営側に入ってしまいました。

どうでしょう?最高に説得力ありますよね?
冒頭で、コミュニティには様々なパターンがあると紹介しました。そのほとんどのコミュニティパターンで共通する「嬉しいこと・嬉しい結果」の1つが「参加者が運営側になってくれた」です。
これは、コミュニティ運営者なら「それめっちゃうれしい!!!」と首がもげるほど同意で頷くはず。

大規模なオンサイトイベントの運営仕事は生半可な労力ではありません。
運営メンバーは費やす時間は各々数十時間です。しかも無償です。
ここに、高知在住じゃないメンバーが自ら飛び込む!
この事例が「CLS高知が最高」という明確な事実です。

みなさん、一度参加してみてください。
特に、コミュニティ推進・イベント推進を仕事にしている方には絶対におすすめです。

最後に

最後に簡単ですが、コミュニティのプロである弊社の紹介。
株式会社コミュカルはテクノロジー×コミュニティ×メディアのプロフェッショナル企業として活動しています。わたし Mitz 自身もコミュニティのプロフェッショナルとして様々なコミュニティ運営者からの相談に1on1で答えています。お悩みや相談のある方、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。
(ご相談は無料ですw)

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