美味しいけど、引っかかるお店に通い続けられるか【#心の柔軟体操】
某YouTuberに触発されて(平日)毎日投稿を掲げてやっていたにも関わらず、ほぼ1カ月ぶりの更新。恐ろしく忙しかったということで…忙しかったのは事実なので…。
とても美味しいベトナムフォーのお店
職場近くにベトナムフォーのお店がある。フォー好きでかなり食べてきたが、トップ3に入るくらい。まずスープだけで(酒を)飲めるほど味わい深い。太めの平打ち米麺はスープに負けていない。
鶏肉もしっかりしていて、ランチくらいだとこれで充分。よく消化不良のときに行っては、これを食べて整えていた。
毒気ある言葉を聞きながら
前日に辛いものを食べたせいか、出勤前からもう気持ち悪かった。食事を抜いても胃に負荷がかかるんじゃないかと思って、ベトナムフォーを食べに行った。
注文して待つ間に、狭い厨房から語気の強い声が聞こえてきた。店主が店員に何か注意しているようだった。
命の危険に関わらない限り、大きかったり、強かったりする言葉で高圧的に注意する人が苦手だ。タイミングの悪い入店だったなぁと思い、フォーを待った。
店主が丁寧に机まで持ってくる。湯気があがるスープを一口、二口。うん。やはり美味い。麺をすすっていると、厨房から雑談が聞こえる。
店員さんが何か店主に話している。メニューを工夫する話だろうか、なにかスパイスをかけるような動作をしている。
「本当、そういうこと"だけ"は思いつくよね」。笑いながらだったが、言葉の節々に感じるいやみったらしさに固まってしまった。なんでそんな鼻で笑うような物言いが出来るのだろう。
日本人相手に同じことを言うのだろうか。彼らが外国人だから、その悪意を包み隠さないのではないのか。
そのあとも、店員をおちょくる物言いがつづく。イヤホンを忘れてしまったせいで、その毒気溢れる言葉を耳にしながら食事することになった。
いつもの軽口なのだろうか。では、なぜ暗い顔をしている店員さんがいるのだろうか…。なぜ店主はこんな言葉を吐き続けるのだろうか。ランチどころではない。
早々に席を立つ。客の私には恐ろしく丁寧に応対する。その落差たるや。初めて「ごちそうさま」と言わずにお店を出た。
無関係、と言えるのか
味は確かにとても美味しいのだけれど、目撃してしまった以上、無関係ではないんじゃないか。わずかながらだが、そのお店でお金を使っていいのだろうか。
悩ましい。
日付:2019年11月11日(月)、執筆時間:約20分、場所:地下鉄、音楽:なし
振り返り:かなしい。
毎日、仕事の休憩時間にエッセイ?を書き続けている方をとてもリスペクトしており、毎日ではなくとも書いてみようと思い立ってみた。#心の柔軟体操 と名付けてみた。本当は心の筋トレにしたかったけど、既出だったので。出勤か退勤時に書ければいいな。