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大手しか使わない競技勢がDrive Helix 57D CSを使ってみた感想インプレ Elitewheels
ロードバイクのカスタムの一つホイール交換。日本のプロチーム ヴィクトワール広島もサポートする Elitewheels (エリートホイール) が新たにラインナップする新型カーボンホイール Drive Helix 57D CS
今回、競技勢として活躍する友人の「石川さん」にDrive Helix 57D CSを使用してもらい、日々のトレーニングやレースで使用してみた感想について文字を起こし記事にすることにした
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Elitewheels 公式ページ で使えるクーポンがあるので是非ご利用ください。
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DriveHelixとDriveで使用できるクーポンが違うのでお気をつけください。廉価版モデルDrive Helix SSシリーズにもクーポンの適用が可能です
本記事インプレッション対象ホイール
流行りの波状リムと極太5.2mmカーボンスポークを採用したモリモリのカーボンディープリムホイール。ハブはElitewheelsオリジナルEvolutionハブ120T (ヘリカルデュアルラチェットシステム) が搭載されています
対象のDrive Helix CSシリーズとは別で、CX-RayスポークとDTSwiss系統ハブを搭載した廉価版Drive Helix SSシリーズもラインナップされています
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この記事は PR です
前提
この記事は先行して公開されたYouTubeから抜粋した記事となる。詳しく知りたい場合は動画を閲覧することをおすすめするが、文字を読むほうが好きな人は本記事をご覧ください
先行して公開されたYouTube動画
本記事は、日々レースのためにトレーニングをしている競技勢の感想であり、1つの意見として参考にしてほしい。エンジョイ所謂ホビー勢とは感想が異なることをご注意ください
石川さんとは何者なのか
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あれこれ言うと分かり辛いので箇条書きで説明
競技勢
脳筋と見せかけて結構頭使ってる
三度の飯よりトレーニング
Instagramのストーリーが酒と体重とトレーニング数値ばかり
目標ツール・ド・おきなわ200kmで上位獲得
JBCF登録戦士 E1、たまにE2やE3
おしゃれライドに憧れてカメラを買ったにも関わらずトレーニングばかりで使用頻度年3回くらい
プロショップマイヨのお客でポジションやフィーリングに一番うるさい(関係ないが筆者は2番目にうるさいらしい)
大手ブランド製品しか使わない
「大手ブランド製品しか使わない」後でテストで出るので覚えておいてください
ちなみに彼は私のYouTubeチャンネルに複数回出演している自称カフェレーサー (信用してはいけない)
レース実績
Drive Helix 57D CSを使用したレース実績を抜粋
以下、石川さんのブログ
NIST CUPの1週間ほど前にDrive Helix 57D CSを石川さんへレンタル。その後トレーニングで使用。2週間連続でレースがあり2つとも優勝している (SUGEEEE)
石川V型1気筒エンジンが強いのは勿論だが、彼の身内なら分かる。彼は決してノリでレースに挑まない。ホイールを使用してみて「これでは勝てない」と思ったら間違いなくレースでホイールを使用しなかっただろう。断言できる。彼はそのくらいレースに真剣なのだ
お互いノリでホイールを貸し借りした経緯はあるが、石川さんが本当にレースで使用するとは思っていなかった。ホイールを貸した私が一番ビックリした
トレーニングで使用した石川さんもかなり気に入った様子で「借りたホイールでレースに出ても良い?」と質問されたので即答でOKを出した
更に過去のレース実績は以下記事でもまとめている
大手ブランドしか使ってこなかった理由
ツール・ド・フランスや世界的に有名なレースに出場しているプロ選手が勝つために設計された機材を選べば間違いないと思い、大手ブランドに限定して機材を選んできた
これまで様々な大手ブランドホイールを使用してきたが、Drive Helix 57D CSを借りるまではCampagnolo BORA WTOに落ち着いていた
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なぜ新興ブランドホイールをレースで使用したのか
使用するまで半信半疑だった。トレーニングで使ってみると「おやおや?いいぞこれは」と感じ、レースも近かったこともありタイミングが良いと思ったのでレースで使用してみたかった
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前項「レース実績」でも述べているが、石川さんはTCRにDrive Helix 57D CSをセットし2週連続で県内レースに出場し両方で優勝している。タイヤはContinental GP5000 25C
どのようなレースシーンに向いているホイールか
このホイールを一言でいうと「癖強レースホイール」
長距離のロードレースからクリテリウムまで使用できる。使っててネガティブな印象はそこまで感じない。ロードレースであればオールラウンドに使用できて、どのステージでも活躍できるホイールだと思う
ヒルクライムレース限定であれば、軽量に特化した別のホイールが良いとは思う
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空力、巡航
今まで様々なホイールを使用してきたが、平坦の巡航性能はトップレベルで非常に高いホイールだと思う
自転車の速度が上がるにつれて、前からくる風と後ろに引っ張られる感覚が強くなってくるが、Drive Helix 57D CSはその影響を感じにくく空力性能も高いと思う。平坦と空力性能、巡航性能は非常に優秀だと思う
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剛性
ホイール全体の剛性は非常に高い。スプリントしても全くよれる感じもしない
別のホイールでリムが柔らかい物もたまにあるが、Drive Helix 57D CSはリム自体も非常に硬い
スプリントや登りでダンシングをしたときに自転車全体がねじれる力が加わる。リムが柔らかいホイールはその様な力が加わった時によれる感じがするが、Drive Helix 57D CSは全くよれる感じがしない。非常に剛性が高く、ハブの掛かりも良いので凄く進むホイールだと思う
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ダウンヒル
平地の巡航性能が高いので、その印象のままダウンヒルに入ると少し物足りなさを感じる。ラチェットの噛み合わせが良過ぎて、脚を止めるダウンヒルだと速度に乗りにくいのだと思う
レースのときは殆ど脚を止めることはないので、そこまでデメリットには感じない。レースの勝敗に繋がることはないと思う
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掛かりの良さ
掛かりはべらぼうに良い。どこから踏んでもレスポンス良く反応してくれる。その影響で登りが意外に印象良く感じることができた
登坂
登りは得意な方ではないが、見た目の割に登りの走行感、フィーリングは軽く感じる
剛性が高いホイールなので、重たいギアで登ろうとするとすぐ脚にきてしまう。そのため、テンポよく回しながら登ると結構登れるホイールの部類だと思う
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Drive Helix 57D CSを使用するうえで注意点
50mmオーバーのリムハイトなので、他社ブランドのハイエンド軽量ホイール等で体感できる感動するようなシャキシャキ感は少し劣る。フレームとの相性もあると思う
ハブの掛かりが良過ぎる反面、脚を止めると抵抗を感じる。ダウンヒルだと速度減速を感じやすい。脚を止めないレースではデメリットにならないが、デメリットに感じる人もいると思う
リムハイトも高くカーボンスポークが使われている。剛性が非常に高いホイールなので、緩く乗る人にはキツく感じるかもしれない
波状リムとはいえ、リムハイトが高いホイールは横風の影響は受けやすい。急にハンドルがとられるくらいの影響を受けることはなかったが「波状リムだから横風の影響は受けない」というスタンスでは乗らないほうが良い
石川さんから注意する部分を聞いてみたが、その点も踏まえて本人は気に入っているホイールとのことだ
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もう少し使わせてほしい
ツール・ド・おきなわ開催も近いので、Drive Helix 57D CSで目標としているレースに出場してみたい。今回のツール・ド・おきなわは私自身「沖縄選抜選手」としてレースに出場するので、チャンピオンクラスでどこまで通用するのか試してみたい
適正なタイヤも慎重に選びIRC FORMULA PRO S-LIGHT 28Cも既に購入した。これから更に良い結果を生み出せるように頑張りたいと思う
因みにIRCは私がゴリ推ししてみた。まさか石川さんが本当に買うとまでは思っていなかったんだが。彼の脚に合わなければ私が所持しているGP5000S TR 28Cと交換しようと伝えている
ほぼ、初チューブレス✨️
— 石川さん@平坦番長!!(okinawa) (@heropiko1) October 28, 2024
irc formula pro s light
台風が過ぎ去ったら実走だぜ💪 pic.twitter.com/SINFIKEI4g
どうやらホイールに既にセット済みらしい。ワクワクが伝わってくる。借りているホイールにも関わらずタイヤを購入するってことは彼は本気なのだろう
以上が石川さんのインプレとなる。生の声で感想を聞きたい方はYouTube動画を見てほしい
追記
ツール・ド・おきなわ2024は悪天候により中止になった。運営も辛い決断だったと思う。選手の皆さんもかなり悔しかったかもしれない。選手の安全を考慮しての判断なので仕方ないと思う。また来年も開催されることを願っています
本日開催予定でした第36回「ツール・ド・おきなわ2024」大会のロードレース部門の開催を中止といたしました。
— ツール・ド・おきなわ (@tour_de_okinawa) November 9, 2024
今帰仁村湧川から名護市呉我にかけての冠水が発生し、選手走行の安全確保が困難であり、回復の見込みが立たないため、本日のロードレース部門の開催中止となりました。
お得に購入する方法
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DriveHelixとDriveで使用できるクーポンが違うのでお気をつけください。廉価版モデルDrive Helix SSシリーズにもクーポンの適用が可能です
最後に
ここまで見ていただきありがとうございました。筆者はトレーニングをしないエンジョイ勢ですが、競技勢の人とは感想が全く違うことに驚きました。
特に登りの印象は全然違いました。リムハイトが高いホイールは基本的に登りが辛くなると感じていますが、普段からレースを目標にトレーニングしている人と感じ方が違うのだと改めて思いました。
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感想インプレッションの記事や動画など様々な情報が溢れていますが、参考にする場合は自身の身体や使い方に合わせ、近いと感じる人の意見を参考にしたほうが良いと思います。
石川さんはツール・ド・おきなわの「沖縄選抜選手」にも選ばれていますので、Drive Helix 57D CSで楽しい思い出を作ってきてください。
それでは今回はこの辺で。また次の記事も見てください。
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