海の上を自転車で走る。ツール・ド・おきなわサイクリングでしか見れない景色がある
スポーツ自転車、所謂ロードバイクに乗られている方は一度は必ず耳にしたことはあるだろう。自転車の甲子園と呼ばれている「ツール・ド・おきなわ」。2024年は開催36回目で歴史ある日本の自転車イベントだ
2024年の開催は11/9〜11/10を予定。11/9はサイクリングイベント、11/10はレースイベントが開催される。エントリー締切は9/20
レースが注目されがちな「ツール・ド・おきなわ」だが、11/9に開催されるサイクリングイベントも見どころ満載なので魅力をお伝えしたい
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対象コース
当記事対象となるサイクリングコースは以下の2つ
沖縄一周サイクリング
やんばるセンチュリーライド
「やんばるセンチュリーライド」のコースをメインで紹介していく。因みに沖縄一周サイクリングも同じコースを通るので途中までコースは同じ
前半は絶景を見ながら平坦メインで走り、中盤から後半にかけてアップダウンを繰り返すコースとなる。
他にもサイクリングコースは用意されている。詳しくは公式ページに記載されています。
名護スタート〜羽地内海まで
ツール・ド・おきなわ大会スタート地点である名護からスタート
名護は沖縄の北部で都心部であり、建物や車両が多い地域となっている
11/10のレースイベントは道路を封鎖するが、11/9のサイクリングイベントは封鎖しないので同じ環境下で走ることになる
名護は車両が多いが路肩が広く、自転車も車も安心して走れる。都心部は車両に気を遣いながら安全に走行しよう
スタート地点から約10km地点で羽地内海 (はねじないかい) に到着する
ここから車両が減り路面も綺麗で走行しやすく、右側に内海が広がり波がない静かで綺麗な海を見ながら走行できる。走行していて最初に「お〜!」と感動するポイントになるだろう
全長約5kmに渡って羽地内海を見ながら走れる。撮影時は天気に恵まれ、素晴らしいサイクリングを楽しめた
羽地内海を見つつ次のポイントである「ワルミ大橋」へ向かう
ワルミ大橋
羽地内海から少し登ると最初の絶景ポイントのワルミ大橋に到着する
ここは筆者も時々走るが、素晴らしい景色が見れる橋の1つ。沖縄北部の景色は中南部にはない景色が沢山見れる
古宇利大橋と古宇利島
ワルミ大橋から少し走ると、サイクリング一番の絶景である「古宇利大橋」に到着する
全長1960mもある海の上を走れる「古宇利大橋」。ここは沖縄県民も絶賛するほど青い海が360度広がる素晴らしい絶景ポイントだ
車両が沢山いたがAdobeLightroomの生成AI消しゴムで頑張って削除した。地味に大変だった
サイクリングイベント当日は先にある「古宇利島」が第一エイドステーションとなる。補給が済んだらUターンして第二エイドステーションに向かうルート
古宇利大橋から時々ウミガメも見ることができるので走る方は是非探してほしい
58号線北上~大宜味村農村活性化センター
古宇利島を後にして、沖縄本島へ戻りメインの道路58号線をひたすら北上する
約42kmほど海沿い、殆ど平坦の道路を走ることになる。この平坦コース1/3辺りに第二エイドステーションの「大宜味村農村活性化センター」がある。ここから長い道のりになるので十分補給したいところだ
自然が残るやんばるを堪能。大石林山と辺戸岬
第二エイドステーション「大宜味村農村活性化センター」から海沿い平坦を約30kmほど進むと、周りが森に囲まれたやんばるを走ることになる。ここから東海岸沿いの道に行くまで殆ど地上から海を見ることがなくなる
ここの道路を走ると右手に大石林山が見える。地上からその大きさに驚くが、今回ドローンで撮影したので写真を見て頂きたい
撮影した時間帯が15時くらいだったので見せたい箇所に影が入ってしまったが、それでもこの迫力。ここは是非見てほしい
辺り一面緑に囲まれ自然が残るやんばるをアップダウンを繰り返しながらひらすら走っていく。緑に囲まれると気温も下がり、登りも多少楽に感じるかもしれない。イベント当日に雨が降らないことを願う。
サイクリングイベント当日はコース外だが、大石林山の反対側には沖縄最北端の「辺戸岬」が見えるのでついでの写真を載せておく
奥やんばるの里
大石林山を後にしてひたすら登ると、ご褒美の長いダウンヒルが始まる。第三エイドステーションの「奥やんばるの里」まで一気にダウンヒル
第三エイドステーション「奥やんばるの里」へ到着
ここは市民レース100kmのスタート地点でもあり、レース出場者は毎年ここに宿泊している人が多いだろう。一部の人には馴染深い場所だと思う。
最後まで走りたかったが時間の都合でここでタイムアップとなった
今回は第三エイドステーション「奥やんばるの里」までのコースを走ったが、非常に天気に恵まれ空も海も素晴らしい景色が沢山見れた
最後に
各エイドステーションも絶妙な位置に設置され、サイクリングを楽しみながら補給地点で美味しい食べ物が待っているワクワクを本番でも楽しめると思う
サイクリングでしか味わえない楽しみを一年に一度、ツール・ド・おきなわに参加してみるのも良い選択だと思う。2024年はエントリー締め切りが9/20と迫っているが、興味がある方は是非参加をご検討ください
ロードレース部門エントリー
サイクリング部門エントリー
因みにツール・ド・おきなわ公式からPVも公開されています。この記事の内容をダイジェストで見れます
筆者のVlogでも動画を公開しました。お時間がある方は見てみてください。楽しく仕上げています
今回の記事はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。次回の記事も見てください。
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