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コンプラが厳しい!?

  こんにちは!
 
コンプライアンス・オフィサーの越田です
 
 
先日、ある会社にお邪魔しました
商談コーナーで担当者を待っていると
 
隣のブースの話し声が聞こえてきました
 
営業マンと購買担当者
というところでしょうか・・・
 
聞こうと思っていたわけではないのですが
「コンプラ」という言葉が聞こえ
ついつい聞いてしまいました。
 
 
営業マンが言うには
最近
会社でコンプラが厳しくて・・・
 
「めんどくさい」
「やってられない」
「やりたいことが制限される」
 
などと愚痴をこぼしているようでした。
 
聞いている購買担当者も
そうだよね・・
厳しいよね・・
うちもそうだよ・・
 
といった反応です
 
 
 
コンプラが厳しい
と言うことは
 
その会社は
コンプライアンス教育を
実施しているのでしょうね
 
でも
最近厳しい
というのはどう言うことかな?
 
と私は思いました
 
 
・新たにコンプライアンス規定を作ったのか?
 
・今までコンプラ教育をしてなかったか?
・その会社(業界)で不祥事があったのか?
・本人がコンプラを気にしてなかったのか?
・上司がコンプラを気にしてなかったのか?
 
 
そんなことを考えているうちに
私の方の担当者が現れたため
 
その後の隣のブースのことは
分からずじまいでしたが
 
帰路に着いた時に
また思い出しました
 
 
自分が営業職だった時に
「コンプラ」をどう考えていたかな・・と
 
私は製薬業界にいたため
・自社のルール
・業界団体のルール
・業界の公正取引協議会のルール
・世界的な製薬業界のルール
 
がそれぞれあり
罰則も伴ったものでもあったので
 
 
 
ルールを守るのが
当たり前で
 
急に厳しくなった・・
とかはあまり考えたことは
無かったかな・・
 
むしろ
日々の営業活動で
知らず知らずに
ルール破りをしていないか
(部下も含めて)
の方が心配でした。
 
ルール破りには
会社・業界でペナルティ
があったので・・・
 
 
 
 
しかし、一般的には
「急に厳しく」なったのだろうな・・・
 
とも思いました
 
 
コンプライアンスの規定は
基本的にネガティブリストで
 
これをしてはいけない!
あれをしてはいけない!
 
というものですが、内容を細かく見ると
道徳、マナー、モラル、倫理などをベースに
 
ルールに基づいて企業活動を行うためのもので
元々あった商売の基礎的な決まり事を
時代に合わせて文章化しただけにすぎません
 
 
厳しくなったと感じるのは
元々あったものを
改めて気にするようになってきた
 
ということでしょうか?
 
 
裏返せば
「正しいコンプライアンス」
はまだまだ浸透していない
 
と言うことなのでしょう
 
 
 
これからも
「正しいコンプライアンス」
を会社・社会に浸透させるため
頑張っていきたいと思った
出来事でした

読んでいただきありがとうございます。上場企業や大企業以外では定着していない「コンプライアンス」をわかりやすく伝えていきたいと思います。