はいる隙がある
小さい頃から歯医者に通って、今では、ほとんどの奥歯が詰め物で、きらめいている。
歯は磨いてきたのにどうしてだろう。
初めて一人で歯医者に行った日に、診察券を間違えてよこされて、違います、と言えず、それっきり行かなくなった歯医者。
それからは、いろんな歯医者に通った。
近所のおじいさん先生は口を半開きで、ため息を漏らしながら治療してくれた。もう何十年も前の話だ。
面白い先生は、選挙カーが歯医者の外を通ると、窓を開けて手を振っていた。
おっかない先生は、小さな子供に対してうるさいと怒鳴っていた。
綺麗な診察室の歯医者は、毎回うがい用の水が少ししか出なかった。
若い先生は私が口をあけるなり、あ、虫歯ができてますねと、うれしそうに治療した。
今は痛みが無いことから歯医者には行っていない。
定期的にクリーニングをするのが良いとは思っているが、なかなか落ち着いて歯医者に通う勇気が出ない。
だからなるべく気をつけて、このところは歯の隙間ケアに取り組んで。歯間ブラシやフロスを使うようになった。
特にフロスは、ある隙間にくると、治療のあとの詰め物にひっかかる。
ひっかかった時は、一生取れないのではないかと、とてもあせる。
そんなとき見つけた、あるフロス。
画像加工しないので、余白たっぷり大きめの写真でご紹介。
糸状ではなく、テープのフロス。
これがとても良い。
なんの引っ掛かりもなく、スムーズな動き。
お弁当を食べてフロスしながら、将来お世話になる歯医者について、今からあれこれ検索しているのである。
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