学生にも余白を。学生余白研究室が発足します。
17の頃、
とりあえず勉強して良い大学に行けばいい。大学に入れば自由な時間が広がっているから。と言われた。
19の頃、
とりあえず入った大学には、何をすれば良いのかわからなくなった学生が溢れていた。やりたいことに追われていたり、やりたくないことに追われていたり、とにかく忙しそうな人もいれば、毎日寝ている人もいた。
とにかく、あっという間だった。
21の頃、
急に、就活は情報戦だ、早く始めるのが成功の鍵だ。と周りがざわめき出した。
23の頃、
自分と社会がよくわからないまま卒業して働き始めたら、周りの大人もあんまりわかっていなさそうだった。
ほしいなぁ。立ち止まる時間が。
自分のことを、社会のことを、もう少しゆっくりと考える時間が。
学生にも余白を。
これはだれしもが抱く、純粋な願いかも知れない。
余白で考えたいことが、たくさんある。
学生ってなんなのか。
やりたいことってなんなのか。
自分ってなんなのか。
仕事ってなんなのか。
社会ってなんなのか。
世界はうつくしいのか。
すごそうな人が、親が、先生が、友達が、学校が、本が、
教えてくれるようで、教えてくれないような、
だれかはわかっていそうで、結局だれもわかっていないような。
大人に近づくにつれて、
それらしい答えや考えを求められるようになるけど、
本当にそうなのだろうか。
本当に私はそう思っているのか。
私のちいさなこの問いはもしかしたら社会を変えるのではないかー。
「私のちいさな問いから社会が変わる」
これは余白の中で、自分や社会との繋がりを考える時間を創る
大人の学び舎School for Life Compathのコンセプト。
学生にとっても、余白をとること、そして自分と社会についてゆっくりと考えることがもっと身近になるといいなぁ。
そんな思いから、
学生の、学生による、学生のための「学生余白研究室」が発足しました。
学生余白研究室、始まります。
研究内容:学生と余白に関するすべて
教授:世界とみんな
研究員:ののか、りみ、まっすー、あーやん、しーみー、むー、さやか(1期生7名)
私たちの生活に深く根付く「当たり前」に思えるものたち。
それは本当に「当たり前」で、「普通」のことなのでしょうか。
私たちと一緒に、
ちょっとだけ広くて、ちょっとだけ深い世界をのぞいてみませんか。
はっきりとしたものは見えなくても、
立ち止まって、考える、それがきっとなにかになると信じています。
わからないから、うつくしいんだと。
そう思いながら、一緒に楽しんでいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
文責:さやか