ペイントに夢中!こんなに楽しいことがあったとは。

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2年ほど前から夫が自分で家を作っています。というと、「別荘かなにか?」「そういう仕事していたの?」と必ず聞かれるのですが、そうではなく、自分たちが住む小さな家で、その上、夫の仕事はまったく関係なし。趣味がDIY だったわけでもない。でもなぜかできて、外は完成、やっと内部に取り組んでいます。(屋根、電気など専門的なところはプロにお願いしました)

私は中の壁は壁紙でなく、米国やイタリアで見たようなペイントにしたかったので、これまた私もど素人ながら、ペイントしています。思いだけは熱く、はじめてのペイントながら、いきなりイギリスの老舗、Farrow&Ball のペイントで。なぜなら、その繊細な自然色の美しさ、マットな質感にすっかり魅せられてしまったのです。

Farrow & Ballイギリスナショナルトラストの修復にも使われるような伝統あるペイントの会社で、厳しいEUの環境基準をクリアした最高品質の顔料です。

システムキッチンもいらない、すべてとにかくシンプルに、という家なのですが、ペイントだけはこだわりたい、そこだけはまかせて!と私。

カラーワークスさんのペイントレッスンに参加はしたものの、実際やりはじめて、これでいいんかい?とわからないことも多かったのですが、なんとか半分近く終わりつつあります。やってみていろいろわかったことがありました。

*下地がすべてだ!ということ

うちはなにしろ手作りなので、壁は石膏ボード、あちこちに凸凹があり、埋めたとはいえ、かなりでこぼこ。これには大変苦労しました。世の中の家が、壁紙を貼る理由が、痛いほどわかりました。すべて隠れるに違いない。

*とはいうものの、自分ちなんだから、そんなに神経質になる必要もないかも。

誰が気にする??塗った自分しか、そのでこぼこ気にしない。(夫はまーーったく気にしない)

*光によって、なんとペイントの色は変わるのか

はじめてなので、あまり冒険せず、ほとんどは白い壁、しかし、一面だけ薄いグリーンにしました。陽がたくさん入るリビングだと、白とあまり変わらなかったなあ!もっと濃くしてもよかったかな?と思ったのですが、ちょっと暗めのベッドルームの一面は、同じ色なのに、シックなグリーンに見えるのです。光と壁の色を見てひとりにやにや。

*どれくらいペイントつけてやるのが正解なのかいまひとつ不明

You tubeでペイントやっている人みると、一度塗りの時点からかなり多めにペイントつけている。私はなんだかけちって、薄め薄めに塗っていたのですが、そのせいで、腱鞘炎になりかけているので、きっとしっかりつけて、力を入れないで塗る、というのが、王道のようです。でもペイント消費量多そう、いや、薄くなんどもやるほうがかえって消費するのか?プロに聞いてみたい。

*こんなに楽しいことはない!しあわせな時間なこと

しーんとした部屋の中で、まっさらな壁にひたすらペイントする。1回目はなんだかまだら。2回目になると急激にぴたっときれいになり、気分爽快。1番の快感は、マスキングテープを外す時。塗り終わって生まれ変わった壁を眺めるとき。その変貌ぶりには本当に達成感を感じます。

世の中のすべての人に勧めたい。

ペイントはこんなに楽しいものだったんだ!と。

そして難しくないのです。まだ半分残っていますが、がんばります!

終わってしまうことを考えると寂しくなるくらいです。

#まいにちしあわせになる方法53・ペイントする

↓1回目。たぶん薄すぎるのかなあ??

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↓Farrow &Ballの美しい色を見たい方はぜひ!https://www.youtube.com/watch?v=8TD80t3XJww

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