衝撃の比較
スイミングスクールでの話
私は小学4年生から6年生まで地元のスイミングスクールに通っていました。
子供の数多い地域なので、通う子供がかなり多くいたのを覚えています。そこで体験した比較話を1つ紹介したいと思います。
体験話の前に自分の小学生から中学生までの身長と手足のサイズを軽く話します笑
小4まではずっと前から3番目でした。身長は130cmあるかないかだったと思います。
小5は少しずつ身長が伸び、140cm弱でした。
小6の最後の身体測定で150cmぴったりでした。足のサイズは小5は22cm、小6で23cmくらいでしたね。手はずっと小さいと言われていました。
参考にしてください!
クラスメイトのまりんちゃん
小学5年生の時の出来事。自分と同じスイミングスクールに通っていたまりんちゃんという背の高い女の子がいた。まりんちゃんはクラスで一番背が高く、体格も良い。その体格の良さからか男子の格闘技ごっこによく参加していた。
「お前は来るな!」「でかくてきめえ!」
「くさぇ!」なんて言われてもガンガン男子を倒していく。もちろん倒されているうちの一人に自分も含まれている。
そんな活発で体格の良い子はあまりにも凶暴だったのでクラスからはかなり浮いていた。
小学生5年生の時点でまりんちゃんの身長は162cm。自分は135cmほど。
今でもはっきり覚えているのが上履きのサイズが25.5であった事。そして175cmはある男の担任の先生と手の大きさが変わらなかった事。
細くて長い手足ではないが、分厚く大きく男性のような手足をしていた。
そんなまりんちゃんと同じスイミングスクールのシャトルバスに20分ほど乗るため、比較の大チャンス。だか、スイミングスクールやシャトルバスの中では男友達とずっと一緒。そんな中でわざわざまりんちゃんの近くに行き比較する勇気はなかった。そんな中大チャンスが訪れる。このスイミングスクールには進級のための試験がある。そのタイミングはバラバラであり日曜日に行われる。そのタイミングが奇跡的に被り日曜日に二人でバスに乗り行く事になった。速攻まりんちゃんの隣に座った。
まりんちゃん「なんで隣座ってくんだよ!」
自分「いいだろ、今日知り合いいないし」
ここで仕掛ける
自分「女なのに手と足デカすぎだろ」
まりんちゃん「お前がチビすぎるんだわ」
自分「靴交換してみよ」
まりんちゃん「入るわけないだろ」
でかい、ブカブカすぎる。25.5cmの生暖かくなったスニーカーにすっぽり入る22cmの小さい足。まりんちゃんはつま先までしか入っていなかった。その後足を並べてみる。
幅、長さ、すごい差だった。子供同士の比較には見えない。大人と子供の比較。できれば足裏を合わせたかったが、バスの二人がけの席ではその体制は取れなかった。
自分「うわ怪物だなやっぱおまえ」
まりんちゃん「ちっちゃ!」
自分「手は?」
まりんちゃん「手は大人にも負けないよ」
手を合わせる
自分「…」
興奮と衝撃で何も言えない。
大きさの違いに衝撃を受けて、手が震えたのを覚えている。まりんちゃんは大爆笑している。
自分の指先は第1関節と第2関節のちょうど真ん中にある。しかし手首の位置が合っていなかった。まりんちゃんの手根部が自分よりずっと下にあった。自分の手がまりんちゃんの大きな手にすっぽりハマっていた。今考えるとここまで差のある手の比較は今後できないと感じる。あの時しっかり手首の位置を合わせていたら手のひらに収まるは言い過ぎかもしれないが、確実に第二関節よりも下に自分の指先があっただろう。もう一回!とは言えずそのまま時が過ぎていった。