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フェチの衝突


ついこの間の体験です。
世の中色々なフェチがあるなと改めて思いました。笑

紹介で初めて会う長身の女性、ゆりちゃん(仮名)との話です。年齢も公開はしたくないので、年上とだけ言っておきます。

身長は173cmと聞いていたので手や足のサイズにも期待していた。いつも通り2対2の合コンスタイルで呑み会。もう一人の男子には自分のフェチを打ち明かしていて、背の高い方は俺が持って帰るといつもわがままを聞いてもらっている。
ゆりちゃんは細身のロングヘアの美人。
なんとか今日で仲良くなりたいと思いかなり頑張った。
呑み会はかなり盛り上がり2次会でカラオケに行く事になった。
経験上カラオケまで連れて行けたら50%ほどの確率でホテルまで行ける。

ゆりちゃん「あ、終電だ帰らなきゃ」

自分「帰る?フリータイムで取ったし始発まで遊ぼうよ!」

ゆりちゃん「うーん」

もう一人の男も空かさず説得を始める。
終電ギリギリまで遊んで、帰らなきゃと言い始めた女の子は残る確率が高い。

なんだかんだで二人とも始発までいる事になったが、ここから2.2で別れてホテルまで行くのが中々難しい。
いつものようにもう一人の男は女の子一人を連れて、タバコを吸いに行った。こいつは一度外に出るとしばらく帰ってこない。あっちはあっちで準備を進める。

自分「カラオケ飽きたよね笑」

ゆりちゃん「歌い過ぎてもう声出ないし、疲れた」

自分「二人でホテル行っちゃう?」冗談風

ゆりちゃん「ありだね、行こ」

自分「え、まじ?」

ゆりちゃん「手出したら20万ね」

簡単だった。いつもはここで1時間以上粘り、ダメな事がほとんど。
めっちゃラッキーだ。

早速外に出ている友達に電話でホテルに行く事になったと報告。この流れなら外の2人も行く事がほとんど。どちらかが成功すれば片方もホテルまで行く可能性は高まる。

近場にあまりラブホがなく、タクシーを呼び、乗り込んだ。カラオケの出口の自動扉に反射する2人の並んだ姿を見て、改めて173cmある事を実感した。
自分「運転手さん、〇〇ホテルまでお願いします」

ゆりちゃん「小慣れてる感やだわー笑」

ハピホテというアプリのプレミアム会員になっているため空き状況をすぐに見れる。笑

タクシー内ではゆりちゃんの元彼の話を聞いていた。別れたばっかで原因は夜のレスらしい。
相性が合わなかった。私が要求しすぎた。
聞いていると性欲が強いアピールを自分にしているようだった。
そしてホテルに入る。4階の部屋だった。
エレベーターに乗りゆりちゃんを見る。ゆりちゃんもこちらを見る。目線が上だ。身長差は6cmだが、向かい合うと少し恥ずかしいくらいに見下ろされる。
我慢ができずゆりちゃんの後頭部に優しく手を回して一回キスをした。かっこつけてるように見えるがそうしないとゆりちゃんの唇に届かない。
ゆりちゃんは少しニヤッとして一言
「かわいいね」

うわ、きた。自分より身長低い男にも優しいタイプだ。そんな事を思いながら比較に期待を膨らませ、部屋に入る。

先に部屋に入れて後ろから靴を脱ぐゆりちゃんの足をずっと見てた。
すらっと伸びた長い脚の先に少し大きめの足。
25以上はありそう。

ゆりちゃんは疲れたーと言いながらベットに座った。自分も横に座りゆりちゃんを抱きしめた。ゆりちゃんの胸に顔を当てそのままベットに横にした。

ゆりちゃんのような女性は甘えられる事に弱い。なるべくこっちから多めにスキンシップを取る。

自分「いい匂い、ゆりちゃんの匂いめっちゃ好き」

ゆりちゃん「汗かいたからお風呂入りたい」

エッチ確定笑

自分「一緒に入る?笑」

ゆりちゃん「だめ、私が先入る」

自分「途中で覗きに行くね」


なんて言いながら浴槽にお湯を張る。
ゆりちゃんはあまりラブホに行った事がないようで、ホテルのレンタル品に驚いていた。
ゆりちゃん「え、貸し出しのコテあるの助かる、美顔器もあるんだけど!」

かわいいなと思いながらゆりちゃんの座っているソファの隣に座った。
ゆりちゃんの手を下から握った。

ゆりちゃん「手ちっちゃいね笑」

はい。作戦通り。
ほとんどの女の子は手を繋ぐとそこをつっこんでくる。

自分「そうなんだよね、ゆりちゃん指長くて綺麗だね」

手の平を隣に並べた後、手を合わせて比べた。
関節一つ分の違いがあって、ゆりちゃんは驚いていた。

私もかなりでかい方だけど、さすがに〇〇くんが小さすぎる」

今日が初対面の子だったが、ゆりちゃんならもう話しても平気だなと直感でわかった。
そこでゆりちゃんに軽く話した。
手足や身長が自分より大きい子に興奮する特殊なフェチである事。
驚くことにゆりちゃんはあっさり受け入れてくれた。

ゆりちゃん「私結構フェチに対して色々調べてる時期あったし、変だとは思わないよ」

優しい。いい子すぎる。

しかし、写真を撮ってSNSで共有していることまでは言えなかった。理解を示されすぎて逆に言いづらくなった。今後も仲良くしてくれそうだったので、すぐに全てを打ち明ける必要はなかった。

その後足も軽く隣に並べてくれた。

細長くて綺麗な足だった。ゆりちゃんの親指の爪の真ん中あたりに自分のつま先がある。
1cmほどの差があった。
靴のサイズはXL、25.5らしい。
身長から考えると普通サイズ。


自分の性癖を語っているとお風呂の水が溢れる音がした。
ゆりちゃん「お風呂先入るね、覗くなよ」
とお風呂に向かう。

立ったゆりちゃんを見てまた興奮

お風呂に向かい服を脱ぐゆりちゃんの後ろからハグをして、こっちを向かせてキスをした。

自分の顎を上に向ける事でゆりちゃんは少し下を向いてキスをする。興奮のあまり、そのまま裸になって風呂で立ちバックでもしようかと思った。
ゆりちゃん「あとでね、風呂入ったらいいから」と言って服を脱ぎ風呂に入った。

ちょっとお姉さんキャラ出してくる感じ、20万とか言ってたけどノリノリだった。

ゆりちゃんが上がるのを待ちながらベットでスマホをいじっていた。疲れていたのかそのまま寝てしまったようだ。バスローブ姿のゆりちゃんが頬にキスをして起こしてくれた。化粧が取れて優しい顔の印象が強くなったゆりちゃんは自分の上に跨り頭を撫でながら

「かわいいー、なんか母性本能くすぐる性格してるよね。はやくお風呂入ってきな」

と言った。

お姉さんキャラがたまらない。もうゆりちゃんを好きになりそうだった。

自分もゆっくり風呂に入り、ゆりちゃんのドライヤーの音を聞いていた。

ロングヘアーなのにドライヤーの音は早めに止まった。そして自分が風呂を出た時事件は起きた。

なんかくさい。風呂の隣にはトイレがあるのでその匂いかな。ゆりちゃんがトイレ後の可能性もあったので、口にはくさいとは出さなかった。しかし反射的に出そうなくらい臭った。

風呂を出てベットに向かうとゆりちゃんが手の平の上に大切そうになにかを乗せて、こっちを向いて立っている。


匂い、色、形、すぐにわかった。



う〇こだ。



自分「え、なに、それ」

驚いて頭が真っ白になっている自分にゆりちゃんは笑顔でこう言った。

ゆりちゃん「食べて。」

なんなんだろう。あの顔がトラウマになっている。全身に鳥肌が立ち、足がすくんだ。

自分「いやそれは無理、ごめんゆりちゃん。」

声は震え、裏返る。

ゆりちゃん「えめっちゃ顔引き攣ってるかわいいー。私も〇〇くんのフェチ受け止めるよ。私はこれなの。身体に塗るだけでもいいよ」

確かに自分のフェチを優しく受け入れてくれたゆりちゃん。自分の事を信頼して、勇気を出して言ってくれている。受け止めるべきだったのかもしれない。今になってはそう思うが、その時はそんな冷静には考えられなかった。
さっきまでのゆりちゃんとは雰囲気が変わり、話し方や表情が不気味でとにかく怖かった。
「かわいい。」という言葉が恐怖だった。
お金を置いて飛び出そうかとも思ったが、出る前に一度電話するタイプのラブホもあるため逃げる事はできない。はっきり断るしかない。

自分「いやごめん、無理だよ。おれは全く知らない世界だしフェチの要求の次元が違う。食べるも塗るもやらないよ。」

ゆりちゃん「なんで?同じでしょ?それぞれ誰にも言えない性癖ってあるよ。」

自分「同じじゃない。お願いだからやめてください」

ひどい事を言ってしまったのかもしれない。
このフェチを持つ方に対しては申し訳ないが、う〇こは自分の中で排泄物でしかない。
食べる、塗るはさすがにできない。

ゆりちゃん「そうだよね。ごめんね。〇〇くんなら受け入れてくれると思ってた。」

自分「こちらこそ、自分のフェチは受け入れてもらったのに、勝手でごめん。とりあえずそれトイレに捨てよ。」


会話はかなり続いたが、あまり覚えていない。
必死に説得して、謝り続けた。

その後は気まずくなり、何もせずベットで2人で寝ることに。

寝てる時に食べさせられるんじゃないか。なんて不安を抱えて結局寝られずに朝を迎える。

ゆりちゃんを起こし、お昼ご飯でも一緒に食べて帰ろと言ったが用事あると断られそのまま解散した。

以上が先日体験したお話です。

こんな事は当然初めてで正直noteを書いている途中も色々思い出して、トラウマになってる気がします笑

彼女には申し訳ない事をした気持ちはありますが、さすがに今の自分の力量では受け入れる事はできませんでした。今後も受け入れられる自信もないです笑
でもせめて相談をしてからにして欲しかったですね。突然、手の平にう〇こを乗せて、食べてと言われたら誰でも驚くと思います笑

ゆりちゃんのプライバシーのためにも一緒に呑んでいた男には話せないのでここで共有しようと思いました。決してこのフェチを馬鹿にしていたり、差別しているわけではありません。自分の体験談としてこのようなフェチ体験は貴重です。フェチの伝え方、受け止め方について深く考える事になりそうです。一つのフェチ話として楽しんで頂けると幸いです。

長くなりましたが最後まで読んでくださった方、ありがとうございました😊













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