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【実例紹介】 就活生に響くBtoB企業のYouTube運営術:タカイコーポレーション
こんにちは!
【企業のYouTube活用】に関する情報発信をしているみうらくんです。
今日は水曜日!
ということで、企業YouTubeの実例を紹介していきます。
今日ご紹介させていただくチャンネルは、、、
タカイコーポレーション公式
会社でYouTubeを始めようか考えている・・・
でもどうやって始めれば良いのかわからない・・・
そもそもどんな効果があるんだろう・・・
という経営者の方に、少しでもYouTubeを始めるハードルを低くできればなと思っています!
このnoteの説明書👇
そもそもみうらくんって誰?という人👇
タカイコーポレーション公式 チャンネルは、
産業ネジの開発製造を行っている株式会社タカイコーポレーションが運営しているチャンネルになります。
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チャンネル登録者数 3,130人(2024年12月現在)
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ターゲット層(みうらくんの想定)
・理系出身の就活生
・製造業への転職を検討している求職者
・ねじ製造の業者を探している購買担当
ヒット要因(みうらくんの想定)
・働く社員が1日をどう過ごしているか詳細に提示し、視聴者が自分事として捉えやすくしている
・工場の中という普段ブラックボックス化されている現場を見せることで視聴のとっかかりを作っている
・サムネイルの文字数が少ないが背景で大体どんな動画か想像ができ、クリック向上に繋がっていると思うためるテイストで統一されている
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最近、僕の中で思うことなのですが、BtoB企業、中でも産業系のハードウェアを持っているメーカーの会社は、SNSやプロモーションを少し脇に置いているように感じています。
SNS運営の募集を見ていくと、やはりBtoC企業が多いですし、たまに出てくるBtoB企業の募集も中身を見ていくと、
全てのSNS業務(YouTube、Instagram、TikTokなど)をアルバイトで賄おうとされていたり。
先日もある産業系のBtoB企業を訪問させていただいた際、会社の営業担当が兼任でSNS業務を行っていて、アルバイトやパートでなんとか回していこうという考えでいました。
僕が提示した費用を見て、「これだと社員を1人雇うのと同じなんですよね」と言われましたが、
僕としては、YouTubeチャンネルが営業・マーケティング・人事活動を年中無休・24/7で行う“新入社員”のような存在だと考えています。
そう考えると、実際には3人の人材を雇わず、1人分の人件費で済ませられるようなもので、費用対効果の面では非常にお得かなと考えています。
ただ、そう思ってしまうのも個人的には仕方がないと思いつつも、やはりもったいないなと思ってしまうところが正直な感想です。
たしかに、一般消費者がほとんど買うことのないBtoB企業の製品をYouTubeにあげたところで売上・利益には全く繋がらないでしょうし、
ブランド力や発信力のためだけに、年間何百万円もSNS業務に投資するのは、気が進まないとは思います。
ただ、昨今売り手市場と言われている中で、BtoB企業も人材の確保は大きな課題であるかと思います。
YouTubeの視聴者層が以前にも増して、よりリアルなコンテンツを求めてきていると思われる現状を見ると、より採用の面に置いて効力を発揮してくるだろうと考えています。
その意味で、BtoB企業もその波に乗らないと、どんどん外れていくのだろうとは感じています。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のチャンネルはまさにその産業系のハードウェアを持っているメーカー企業になり、
その企業が運営しているYouTubeチャンネルになります。
企画として、工場見学や製造現場紹介、社内外活動、社員の1日密着など、製品紹介ではなく、社員や社風、企業活動に終始しています。
現状、就活生は会社説明会、採用サイトの次にYouTubeを見て、情報を得ているデータがあります。(下記参照)
さらに、企業情報や社内の雰囲気を見てみたいという考えがあり、どちらかというと給料面も大事ではありますが、
実際にその会社に働いたらどういう風に働くのか、どんな人たちと働くのかという面がより興味を持たれているようです。
その意味でも、こちらのチャンネルはその就活生のニーズにマッチした企画を上げているように思えます。
工場見学や製造現場の動画はなかなか普段見ることができない場面であり、実際に働く絵を提供していますし、
社員の1日密着でその日のスケジュールや、その社員の人柄を見せることにも成功していると思います。
企業チャンネルで4桁の登録者がいるチャンネルが少ない中、こちらのチャンネルはその中でもさらに見られにくいBtoB企業で3000人を超える登録者を誇っています。
もちろん、企業にとっての目的はYouTubeからどれだけの人数が連絡をしてくれるかになります。
たとえ3桁の登録者でも毎月2~3人から連絡がくれば、それだけでチャンネルとしては成功になりますし、
たとえ5桁の登録者がいても、連絡がなければ改善の余地ありとなります。
同社と関わりがないため、チャンネルの効果は測れませんが、BtoB企業というYouTube内ではまだまだブルーオーシャンな市場で、これだけの影響度を持っていることを考えると、
うまくいっているのではないかなと思います。
最近投稿が少ない点は気がかりですが。。。