GMOインターネット株式会社 熊谷正寿

金融系からクラウド、通信など様々な分野に携わっているGMOインターネット株式会社。この会社で代表取締役会長兼社長を務めているのが熊谷正寿さんです。1963年7月17日生まれ、今年で57歳を迎える熊谷正寿さん。GMOインターネット株式会社の成り立ちや、熊谷正寿さんの社長としての役割などをまとめました。

熊谷正寿さんの会社「GMOインターネット株式会社」

GMOインターネット株式会社という名前になったのは、2005年のことで、前身の会社は1991年、熊谷正寿さんの手によって作られました。当時はまだパソコン通信の時代でしたが、アクセス拠点を作ることをメインにやってきました。

それがインターネットの発達に伴い、プロバイダに関する事業へ参入し、ドメイン登録サービスであるお名前.comが注目を集めます。以降は信販会社や証券会社などの買収を行い、ネット関連のサービスを充実させます。抜け目なく、効果的に強化していくだけでなく、新型コロナウイルスの発生では、いち早くテレワークなど感染拡大を前にした自衛策を打ち出すなど、会社として優れていることは確かです。

熊谷正寿さんの社長としての役割

高校を中退、通信制大学に通う身分で結婚、父親となったものの、学費も生活費も自分で捻出していた熊谷正寿さん。しかし、これでは不十分で、奥さんに不自由を与えていたことを知った熊谷正寿さんは、起業を決断します。夢のリストを掲げ、未来年表を作ってゴールから逆算しスケジュールを立てた熊谷正寿さん。その結果、早々に成功を見せ、1999年に上場を果たします。

夢を書きだして習慣化する、それを行動に移し、きちんと実行していけるマジメさも社長としての大事なポイントです。

熊谷正寿さんに対する感想

熊谷正寿さんはベンチャー企業から上り詰めた1人である一方、具体的な道筋を1年ごとにつけていったという点が、かなり優れています。

漠然と考え、どんぶり勘定で考えるようではうまくいきません。自分はどのようにありたいのか、それを一生懸命書きだして、実際に年表にまとめて実行に移す、これが熊谷正寿さんが複数の企業の上場や買収を成功させてきた原動力となっています。

見習う点は本当に多い一方、新型コロナウイルスの発生での迅速な対応は、ビジネスマンに求められるスピード感の極みと言えます。熊谷正寿さんのバランス感覚と効率的で合理的な判断はかなり優れています。

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