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コンパニオンプランツのこだわり

2回目の投稿は「コンパニオンプランツが広島にきたわけ」ということで、広島に縁もゆかりもないオーナー佐藤が自身初となる自店舗オープンに広島を選んだわけをお伝えしました。

「なにもパンじゃなくてもいい。でも作るからには最高に美味しいものを自信持って作っています」 

では、実際、最高に美味しいモノを作るにあたって、こだわっていることはなにか。今回はそこにテーマをおきたいと思います。

見た目の可愛さ
ショーケースの前に立ったときに、美味しそうだなと感じてもらうと同時に、「可愛い」と感じてもらいたい。キャッキャ言って喜んでもらいたい。イートインでもテイクアウトでも、パンを口に入れるのは最後。味は一番最後に来るものです。だから、外見はしっかり考えて作っています。

可愛いは美味しい。美味しいは可愛い。

食べると言う行為は、それが目の前に出てきた瞬間から始まります。見た目だけ、味だけ、のお店も多いかもしれないけれど、コンパニオンプランツは見た目も可愛くて、味も最高に美味しいものを作ることを心がけています。

使っている材料
今世の中には様々なこだわりを持っている方やお店が多くあります。オーガニックや国産、ヴィーガンなど様々なものがありますが、私たちはあまりそこに縛りをを設けていません。もちろん、そのようなことに重きをおくことは素晴らしいことだと思います。しかし、あまり制限してしまうと、できることが限られてしまう気がしています。「美味しい」を提供すると決めているため、あまり出来ることの範囲を狭めたくないという思いがあります。

そうは言いつつ現状使っている小麦は全て国産です。なぜなら、単純に美味しいから。特別謳っているわけではないけれど、たまたま美味しいと思ったものが国産でした。

そして果物の全てを国内の農家さんから直接仕入れています。それらは無農薬、減農薬、自然栽培のものが多いです。各々の方法のもと、丹精込めて育てている。だから結果的に美味しいのだと思います。

農家さんに実際にお会いすると、自身のやっていることのこだわりをしっかりと話してくれます。そして共通して皆さんとても良い人なんです。お話ししていると、とても暖かい気持ちになる。私たちはそんな農家さんの熱い思いをパンにのせています。

できれば広島県産のものを使用できれば良いのですが、中には難しい素材もあり、少し広げて中国地方、西日本の範囲内の物が使えたらと考えています。

美味しいものを作って、皆さんに喜んでいただけるよう、コンパニオンプランツは今後も様々なものを受け入れていくつもりです。

そして私たちは、パンに挟むクリームやあんこ、カレーなど、作れるものは手作りにしています。既製品を使うパン屋は少なくありません。様々な事情から使わざるをえないのも理解できます。しかし、美味しさにこだわるのであればできれば使いたくない。既製品を使わず、自分達で細かいところまで調節し、美味しいものを作るよう心がけています。

将来的には、全て手作りでやりたいと考えています。しかしそれは今すぐではありません。全てにこだわって根詰めてやると、必ずストレスが生まれます。人の手から生み出されるものには、その人の気持ちや心が現れます。その人の性格もでるでしょうし、日頃の心持ちや精神状態、その日の気分にも左右されます。作り手だけではありません。厨房内の疲弊しきったどんよりした空気は、店頭にまで伝わってしまいます。

美味しいというのは、口の中だけでできる感覚ではなく、色んな要因から感じるものです。どこで買うのか、誰から買うのか、どんな人が作っているのか、誰と食べるのか…私たちがこだわるのはそこです。

私たちはコンパニオンプランツという名の通り、多種多様な人の集まりです。
パン屋一筋な人もいれば、飲食業未経験な人もいますし、販売が初めての人もいます。得意不得意もありますが、私たちの作るパンを求めてお店まで来てくださった方々に、幸せな気分になっていただけるよう、共栄共作しながら日々努めています。

コンパニオンプランツはミナガルテンという雰囲気抜群のスペース内にあります。素敵な空間とコンパニオンプランツのパンで、美味しい楽しい時間を共有しませんか?


コンパニオンプランツ
営業時間 10:00-18:00
定休日  月火水
所在地  広島市佐伯区皆賀3-8-11
電話番号 082-909-9220
駐車場  ミナガルテン駐車場

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