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ラグビートップリーグ観戦記(20/1/12@秩父宮ラグビー場:東京)

※この記事は20年2月23日に更新しました。

どうもー!コンパクト漢飯です。

来る20年1月12日、ラグビートップリーグが開幕!その初戦に私も初参戦してきましたので、その観戦記をここで書いていきます。

昨年9月に日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の大変な盛り上がりにより、国内のラグビー熱も一気に高まりましたよね。

閉幕後もテレビでラグビー日本代表選手を見ない日は無いくらい、一大ブームが巻き起こりました。

かくいう私は15年大会の南アフリカ戦(ブライトンの奇跡ってやつです)を機にラグビーにハマったものの、日本代表戦しか観戦をしたことがなく、トップリーグを観るのはこれが初めてでした。

いわゆる”にわかファン”な私ですが、そんな自分でもトップリーグが楽しめるのかどうか、現地で観戦した感想を書いていきます!

ラグビーワールドカップで興味を持ったものの、トップリーグは見に行くか迷っている・・・。

そんな方は是非この記事を参考にしてみてください!


①観戦したチーム(4チーム)

-日野レッドドルフィンズvsNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

まず1試合目は11時半からこちらの両チームの試合でした。

日野レッドドルフィンズはその名の通り東京都日野市に本拠地を置くチーム。18年度はリーグ16チーム中14位。

元日本代表のHO木津武士選手(15年大会にも出ていました)、41歳にして現役のPR久冨雄一選手、また”バズ”ことPR浅原拓真選手(トイストーリーのバズライトイヤーに似ており、絵がかなり上手い)などが所属しています。

対してNTTコミュニケーションズシャイニングアークスは千葉県浦安市に本拠地を置くチーム。18年度はリーグ16チーム中5位。

15年、19年日本代表のフィジカルモンスター・NO8アマナキ・レレイ・マフィ選手をはじめ、15年大会サモア戦の”忍者トライ”が記憶に新しいWTB山田章仁選手(奥さんが超美人)、また世界最高のフッカーと呼ばれ、19年大会でも南アフリカの優勝に貢献したHOマルコム・マークス選手、同じく19年大会で豪州代表として出場し、過去に白血病を患い、復帰を果たしたSOクリスチャン・リアリーファノ選手などが所属しています。

-東芝ブレイブルーパスvsサントリーサンゴリアス

そして2試合目は14時からこちらの両チームの試合です。2チームとも東京は府中市に本拠地を置くことから、この2チームの試合は「府中ダービー」と呼ばれます。

東芝ブレイブルーパスは東京都府中市に本拠地を置くチーム。18年度はリーグ16チーム中11位。

日本代表キャプテンのFLリーチマイケル選手や、日本代表キャップ最多の98キャップを誇る41歳のLO大野均選手、同じく元日本代表のPR三上正貴選手などが所属しています。

またドラマ「ノーサイドゲーム」で一躍時の人となった、元日本代表の廣瀬俊朗選手も所属していたチームです。

対してサントリーサンゴリアスはこちらも東京都府中市に本拠地を置くチーム。18年度はリーグ16チーム中2位。

19年大会でも大活躍したFB松島幸太郎選手、SH流大選手、CTB中村亮土選手、NO8ツイ・ヘンドリック選手や”北出丼”の考案者でおなじみのHO北出卓也選手など日本代表選手を多く輩出したチームです。さらには田村優選手の弟、SO田村煕(ひかる)選手やオーストラリア代表として19年大会に出場したCTBサム・ケレビ選手や15年大会に出場したSH小野晃征選手などが所属しています。

②現地観戦のメリット

-チケットが安い!

この日は2試合観戦しましたが、チケット代は2,000円でした。

・・・2,000円ですよ?たったの。

プロスポーツの最上位クラスの試合がこの価格って超破格じゃないですか?ほかのスポーツでここまで安いのは中々見ないですよね。

・・・これはラグビー選手も儲からないわ。

-(会場によっては)1枚のチケットで2試合楽しめる!

前述した通り、この日私はチケット1枚で2試合見ることが出来ました。

トップリーグのスケジュールを見ると、1日に1つの競技場で2試合組まれていることも珍しくなく、その場合は1枚で2試合観戦することが出来ます。

チケットサイトを見たところ、試合ごとにチケットを売っているのではなく、試合会場ごとのチケットを売っているような形でしたので、会場によってはとてもお得に観ることが出来るんです!

この日のチケットは2,000円、なので1試合あたり1,000円で見ることが出来ました。

この価格でトップリーグは本当に成り立っているのだろうか・・・

-臨場感がスゴい!

ラグビーってプロ野球やサッカーのJリーグのように観戦中に鳴り物を鳴らすことは基本的にNGです(スコットランドなんかは試合中にバグパイプを吹いてますが・・・)。

元々そういう風習がなかったとか、激しいぶつかり合いにより選手が倒れた際に、レフリーの笛が鳴り物で聞こえないと危険だとか、理由は様々ありますが、とにかく試合中の客席は割と静かでしたね。ただ熱いファンの方が贔屓のチームの応援歌を大きな声で歌っているシーンもありました(日野ファンはCMでおなじみの「トントントントン日野の2トン・・・と歌っていました笑」)。

ただ静かに観戦できる分、試合をとても臨場感を持って観ることが出来るんですね。どういうことかと言うと、選手同士がコミュニケーションを取っている時の声や、タックルの音なんかが本当にそのまま聞こえてくるんです。

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↑はスクラムを組む時の画像ですね。これは迫力ありました。

あとはテレビで映らないようなシーンでも勿論ばっちり見ることが出来るので、お気に入りの選手が状況に応じてどんな動きをしているのか、なんてことも楽しめます。

-(会場によっては)選手との距離が近い!

これが個人的には一番感動しました。あくまで秩父宮など陸上競技用のトラックがないラグビー専用スタジアムに限った話ですが、本当にグラウンドとスタンドとの距離が近いです。

自分は過去にも秩父宮でラグビー観戦をしたことがあるのですが、やはりこれは何度来てもスゴイな、と思いますね。顔までばっちり見えますよ。

画像2

↑バックスタンドの前から20列目くらいの席でしたが、これだけ近いです。

リーチマイケルの表情までバッチリ観ることが出来ました。


NTTコムのマルコム・マークス、マジでごつかった。・・・

-(上手くいけば)選手と触れ合える!

試合後に選手の何人かがスタンドのすぐ近くまで来てくれて、ファンの方々と交流をしてくれます。写真撮影やサインに応じるなど、これもほかのプロスポーツにはなかなかない距離感だと思いました。

③現地観戦のデメリット

-天候に大きく左右される…

基本的に屋外で行われるスポーツなので冬はめちゃくちゃ寒い中での観戦となります。雨が降るとテンション駄々下がりです。

ただラグビーは雨の中でも雪の中でも基本的には試合を行う為、中止になるリスクは低く、楽しみにしていた試合が雨or雪のせいで見られなくなった、ということはそんなに多くありません。

-試合が見づらい席がある…

テレビで見る際は俯瞰で観戦が出来ますが、現地ではそうもいきません。

客席に角度がある会場ならそこまで困らないかと思いますが、秩父宮なんかは客席の角度があまりなく、グラウンド近くの席は近すぎるが故に立体感を感じづらいです。選手が密集している時は何をしているのかさっぱりわからないなんてことも。

逆にスタンドの最後部であればある程度角度がある為、試合は見易いですがその分グラウンドとの距離は遠くなります。トレードオフなんですよね。

まぁこれはラグビーに限った話ではないですが。

-指定席がない…

これはすぐにでも改善してほしいなーと思いました。トップリーグのチケットサイトを見たところ、ほぼ自由席のみの販売となっており、いい席を確保するためには熾烈な争いが待っています。つまりいい席で試合を見るためには、試合開始のかなり前から並ぶ必要があるのです。

私もこの日は試合開始の2時間前、9時過ぎ頃に会場に到着しましたが、すでに長蛇の列ができておりました(朝5時から並んでいた猛者もいたとか・・・)。確かに早く並べばいい席が確保できることは間違いないのですが、そこまでの情熱を持ち合わせていない人や、遠方からくる方にとっては試合の何時間も前から並ぶのは厳しいですよね。この問題は下手すると客離れを起こすのではないかと思っています。

私の後ろで並んでいた女性の方も、「試合のたびにこんなに並ばないといけないのかな・・・」と不満を漏らしておりました。

④まとめ

-一度は現地観戦してみよう!

ここまで私のトップリーグ生観戦記を色々と書いてきましたが、結論、めちゃくちゃ楽しかったです!!

デメリットについて敢えてリストアップはしたものの、当日はそれを超える興奮を感じることが出来ました。

ワールドカップを機にラグビーに興味を持った方は、一度だけでも良いのでぜひ会場に足を運んでみてください!

一緒にトップリーグを楽しみましょう!

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