
信仰継承問題(宗教二世問題)リンク集(随時更新)
メディア記事、ブログなど…
(ただし内容の信頼性は保障できない)
Problem of the "Second-Generation Believers".
メディア記事
新聞/テレビ一般
======
“宗教2世"旧統一教会・信者の子どもたち 知られざる現実 - NHK クローズアップ現代 全記録
【NHK】(クローズアップ現代)「"宗教2世"旧統一教会・信者の子どもたち 知られざる現実」NHK
(要約)
旧統一教会での日本における多額の献金は韓国の教会施設建設資金に充てられているという。同宗教内では先祖の犯した罪を償うため等という名目で多額の献金が要求され、結果として困窮家庭が発生するという実態がある。信者を親に持つ二世らは多くの面で宗教の束縛を受けるが故に苦悩を背負っている。フランスでは国と支援団体が連携して、「法外な金銭要求」「子どもの強制入信」など規制10項目を基準として脱会支援が実施されている。
======
======
旧統一教会の他にも…"宗教2世”たちの知られざる苦悩 - クローズアップ現代 - NHK
【NHK】「旧統一教会の他にも…"宗教2世”たちの知られざる苦悩」NHK
(要約)
「祝福結婚」を断り続ける形で教会と距離を置いていたが両親は娘の結婚を妨害する悪霊を除く為に献金を続けているという20代女性、人生を決断するには尚早の時期に周囲に担がれ成り行きで進学ではなく布教活動に専念することを決意してしまったという20代男性、他宗教信者と結婚した途端母からの連絡が一切途絶えたという40代女性…。誰にでも「信ずる自由・信じない自由」が保障されているが、宗教二世は親の信仰によって当人の意志に関係なく人生を決められてしまう。
======
======
宗教2世 いま必要な支援は? ~立正大学・心理学部 西田公昭教授 インタビュー~ - 記事 | NHK ハートネット
【NHK】(宗教2世)「宗教2世 いま必要な支援は?~立正大学・心理学部 西田公昭教授 インタビュー~」辻佐絵子
======
======
「宗教2世」の声に耳を傾け:地域ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
【読売新聞】(社会部⇔あなた 言わせて聞かせて)「「宗教2世」の声に耳を傾け」福永正樹
(要約)
旧統一教会信者の家庭に生を受けたある女性は幼い頃から周囲との違いを感じていたが、親には話せなかった。友人は警戒して自分の周りから離れてしまい、教師も心配こそすれ助ける事はなかったという。同新聞社はこの女性以外にも宗教2世への取材を行ったが、共通することは「親への愛憎」と「社会からの孤立」だという。
======
======
娘の恋愛知った母親、包丁突きつけ「サタンがきた」…「宗教2世」に深い苦しみ : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
【読売新聞】(凶弾 浮かんだ背景)「娘の恋愛知った母親、包丁突きつけ「サタンがきた」…「宗教2世」に深い苦しみ」
(要約)
ある女性の両親は旧統一教会の信者で借金をしてまで献金をし、家庭は困窮していた。ある日初めて恋人ができたことを知った母は包丁を女性に突き立て「サタンが来た」と言い、これが一生のトラウマになった。横道誠京都府立大准教授曰く、「子どもは親に愛情があり、怒らせたくないと考え、言うことを聞こうとする。だから被害を自覚しにくく、周囲にも理解されにくい」と。
======
======
「ディズニーランド行くための貯金を献金に」 生活は困窮 恋愛も禁じられ…旧統一教会の2世信者が語る苦悩【大阪発】 (msn.com)
【関西テレビ】「「ディズニーランド行くための貯金を献金に」 生活は困窮 恋愛も禁じられ…旧統一教会の2世信者が語る苦悩【大阪発】」
(要約省略)
======
新聞その他
======
宗教2世問題を考える 金子昭氏(1/2ページ):中外日報 (chugainippoh.co.jp)
【中外日報】「宗教2世問題を考える」金子昭
カルト教団は家族全員が信仰を盾にとって家庭を閉鎖的な関係性へと閉じ込めてしまう。ただ、「家の宗教」化に伴う問題どの教団にも共通しうる。従って新興宗教だけでなく伝統宗教も、発想の転換を図るべきである。それは例えば、(1)指導者は家族全員による信仰を要求しない、(2)本人の自主性を伴わない信仰継承はスピリチュアルアビューズになり得ることを自覚する、(3)親が信仰という名の下子供を支配していないか留意する、(4)宗教者は自身が絶対的でないことを自覚する、事などである。
======
======
宗教2世と信仰2世 宗門研究者は声を上げよ
【中外日本】「宗教2世と信仰2世 宗門研究者は声を上げよ(10月14日付)」社説
信仰継承に伴う問題はどの宗教でも起こり得るのだから、信教自由の問題を単にカルトの問題に落とし込むのは早計である。信仰は本来、信仰対象に帰依する主体的営みであり、2世以下も1世と同じような精神上の決断をするのが望ましく、言語のように親からそのまま自然に受け継ぐものでは決してない。この点を誤解して強要をしようものなら信教自由の問題が生ずる。宗教2世問題は、どの宗教団体にとっても、取り組むべき共通の課題であろう。
======
======
「子どもにも信教の自由がある」親に宗教を強制されて育った高校生が伝えたいこと|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア (koukouseishinbun.jp)
【高校生新聞】「「子どもにも信教の自由がある」親に宗教を強制されて育った高校生が伝えたいこと」高校生新聞
人には誰でも信教の自由があるが、子どもの信仰自由は「教育」の名の下に無視されがちである。この高校生は小さい頃から宗教を主軸とした生活を送り、制限された対人関係の中で、従わないと鞭で叩かれる等の厳しい「教育」を受けてきたという。親は子どもの為と思い宗教的な「教育」を施しているのかもしれないが、子どもにとって親の言う事は絶対的であり、結果的に思想や信仰の押し付けになってないかの再考がここでは訴えられている。
======
雑誌一般
======
統一教会だけではない「宗教2世」問題 エホバの証人、幸福の科学、創価学会の場合は | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)
【デイリー新潮】「統一教会だけではない「宗教2世」問題 エホバの証人、幸福の科学、創価学会の場合は」藤倉善郎
(要約)
宗教二世問題は統一教会以外の新興宗教でも起こっている。例えばエホバの証人では武道の受講禁止や恋愛制限等が課され、教えに反した場合は排斥されるという。幸福の科学では教団の運営する中高で宗教観に基づく授業が行われHSUへ進学させるなど組織的に二世信者を囲い込んでいるという。創価学会でも他宗・他教を邪宗・邪教として否定するよう教え込まれたり創価大学進学が強要される例があるという。二世信者は信仰が故にいじめやからかいに合うケースや、公的制度が充分に利用できないこともある。
======
======
子供の虐待や貧困の観点から捉えることが重要 「宗教2世」問題を堀潤が解説 | ananニュース – マガジンハウス (ananweb.jp)
【an・an】「子供の虐待や貧困の観点から捉えることが重要 「宗教2世」問題を堀潤が解説」堀潤
(要約)
旧統一教会にみられるような献金問題が原因で家庭が困窮に陥っても、生活保護の対象にならないという問題がある。信仰に疑問を抱いて親とは違う道を歩もうとしても、家族や人間関係、自分の居場所を全て切り離すには相当の覚悟を要するという現状は他の新興宗教にも通ずる。
======
======
子どもを勝手に宗教に入れるのは違法では? 弁護士に聞く|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)
【日刊ゲンダイ】「子どもを勝手に宗教に入れるのは違法では?弁護士に聞く」日刊ゲンダイ
(要約)
山口宏弁護士曰く、親には親権と監護権があるという。親権には広範な裁量が認められる財産管理権が含まれており、例えば子どもの小遣いを献金等に充てたとしても直ちに問題にはならない。又、監護権のため、親が宗教教育を施す事も直ちに違法ではないという。子どもの訴権は親に属するので、子どもが例え違和感を覚えても訴え出ることは難しい上、大人になってから損害賠償を求めることについても、余程の大金を使いこんだ等の理由がなければ難しいようである。
======
オンラインメディア一般
======
宗教2世の私が悩み苦しみ抜いた末に悟ったこと | 不安な時代、不機嫌な人々 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
【東洋経済オンライン】「宗教2世の私が悩み苦しみ抜いた末に悟ったこと どのような信仰集団にもつきまとう3つの課題」真鍋 厚
(要約)
信者を親に持つ者にとって難題であるのは、(1)親の信仰を容認することが「親の愛」を受ける前提条件である、(2)ある程度成長した時に儀式への参加について個人の意思が尊重されるようなことは基本的にないが故に思想信条の自由が制限される、(3)親の属する宗教コミュニティから離れたとしても当人への理解がある代替コミュニティが存在しないと孤立する、という事である。
======
======
宗教2世の苦悩を「毒親問題」で片づけていいのか | 宗教を問う | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
【東洋経済オンライン】「宗教2世の苦悩を「毒親問題」で片づけていいのか」井艸恵美、野中大樹
(要約)
新興宗教に新たに入信する信者自体は停滞しつつある為、宗教団体側も「教化」に注力せざるを得ない状況にある。宗教二世問題は虐待問題と共通点がみられ、身体的虐待や家族による献金が為に職業選択の自由や進学を諦めざるを得なくなるという経済的虐待の他に、教団と距離を置こうとしたら「地獄へ落ちるぞ」などと脅される「霊的虐待」もある。新生宗教は組織の結束が固い傾向があり、このため教団内で強い同調圧力が生まれ、結果として子供に信仰を押し付けるという問題が生まれるという。このような問題は親子関係の問題で済ませる程単純ではない。
=======
======
“カルト2世”が強いられる生きづらさと苦悩 友達はサタン、ハルマゲドンが来るから進学はダメ(1/5)〈dot.〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
【AERA.dot】(カルト2世に生まれて 1/6)「“カルト2世”が強いられる生きづらさと苦悩 友達はサタン、ハルマゲドンが来るから進学はダメ」笠井千晶
(要約)
新興宗教の家庭に生まれたある女性は幼い頃から体罰を伴う宗教教育を受け、周囲との価値観のズレ、教義上の禁止事項などが原因で悩み多い学生生活を送った。仕事として被虐待児と接する中で信仰心が動揺し、その後宗教から離れたが、今まで信じてきた価値観の束縛からは容易に抜け出せず、虚無感と不安の中で生きているという。
======
======
宗教を信仰する家庭に生まれた子どもの苦悩 “2世信者”に信教の自由は? | 国内 | ABEMA TIMES
【ABEMA TV】「宗教を信仰する家庭に生まれた子どもの苦悩 “2世信者”に信教の自由は?」ABEMA
(要約は追記)
(参考)
変わる報道番組#アベプラ【平日よる9時~生放送】 - 企画 - 宗教に熱心な親を持つ子ども”元2世信者が出演”「辞めたいが母の悲しむ顔を見たくない」 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
======
======
宗教2世「俺の人生を返してくれ」と死ぬ気で叫んでも無視された日々「中立装った傍観があの事件を呼んだ」(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース
【弁護士ドットコム】「宗教2世「俺の人生を返してくれ」と死ぬ気で叫んでも無視された日々「中立装った傍観があの事件を呼んだ」」弁護士ドットコム
(要約は追記)
======
SNS
個人ブログ一般
======
新興宗教信者二世の独り言 - 起きたらどこへ行こう (hatenablog.com)
【Hatenablog】「新興宗教信者二世の独り言」okitaradokoe さん
(要約省略)
======
======
このブログは宗教をやめたカチローの体験記 - 僕が宗教をやめた理由 (hatenablog.com)
【Hatenablog】「僕が宗教をやめた理由」カチロー さん
「「宗教の二世信者問題」とは何なのか?元二世信者の視点から解説してみる」「信者が宗教をやめられない9つの理由」「「間違っているからやめる」ではなく「必要なくなったから卒業する」という宗教のやめ方」他
======
======
ままぶろ (mamaninatte.work)
【Hatenablog】「ままぶろ」poyomama さん
「わたし宗教二世だったんだ」シリーズ
======
======
日蓮正宗だった宗教二世の徒然ブログ
【Ameba】「日蓮正宗だった宗教二世の徒然ブログ」matsukopudding さん
「恋人が宗教をやっていたらどうする?」「親が子供に信仰させることについて思うこと」他
======
======
宗教二世宗教三世問題について当事者より|みなみ|note
【Note】「宗教二世宗教三世問題について当事者より」みなみ さん
(要約省略)
======
======
えむ|note
【Note】「苦しむ「兄弟姉妹」のために。」「「信教の自由」にある矛盾」えむ さん
======
======
働く主婦の独り言 : 宗教2世~私の場合~(長文注意) (livedoor.jp)
【livedoor】「宗教2世~私の場合~(長文注意)」pumpkin1205 さん
(要約省略)
======
団体ブログ一般
======
親の宗教活動と子どもの人権 - 新潟合同法律事務所(新潟県弁護士会所属) (niigatagoudou-lo.jp)
【新潟合同法律事務所】「親の宗教活動と子どもの人権」中村周而
(要約省略)
======
学術研究-調査
論文・書籍一般
======
ja (jst.go.jp)
猪瀬優理(2004)「信仰継承に影響を与える要因―北海道創価学会の調査票調査から—」『現代社会学研究』, vol.17, pp.21-38
(要約省略)
======
======
宗教教団の信仰継承の現代的課題 | CiNii Research
平田直(2015)「宗教教団の信仰継承の現代的課題」『倫理研究所紀要』, vol.42, pp.250-272
(要約省略)
※所蔵図書館で閲覧請求してください
======
======
信仰はどのように継承されるか : 創価学会にみる次世代育成 | CiNii Research
猪瀬優理(2011)「信仰はどのように継承されるか:創価学会にみる次世代教育」, 北海道大学出版会, 初版
(要約省略)
======
======
「宗教2世」問題を考える : キリスト教教育の観点から
小見のぞみ(2023)「「宗教2世」問題を考える : キリスト教教育の観点から」『聖和短期大学紀要』, 聖和短期大学, No.9, pp.1-10
======
調査
======
「宗教2世」当事者の実態調査
社会調査支援機構チキラボ(2022)「「宗教2世」当事者の実態調査」
(要約省略)
※調査対象は宗教2世(あるいはそれ以降)の当事者であると自認している人
======
書籍
ノンフィクション
======
カルトの子―心を盗まれた家族 (文春文庫) | 米本 和広
米本和広(2000)「カルトの子―心を盗まれた家族」, 文芸春秋, 初版
(要約省略)
======
その他
======
いわゆる「宗教二世」問題を新たに作らないための約束と宣言
日本基督教団(2023)
(要約)
子の信仰自由の尊重、虐待の禁止、宗教的観念を用いた脅迫の禁止、医療アクセス制限の禁止、過度な献金の禁止、交友関係の尊重を謳う日本基督教団カルト問題連絡会による宣言文。
======