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mia
【映画】「祭りの準備」
Twitterのトレンドからずるずるとあちこちうろついていたら、この映画を見つけた。
かなり評判が良さそうだったのと、当時でしか描けなかった描写が随所にあるとのコメントが気になりみてみることにした。
結論からいうと、あまりの生臭さに吐き気すら覚えた。
綺麗事ならぬ、汚な事だらけの話に、リアルさが滲み出ていた。
何でもありの世界。
人それぞれが欲望のままに生きている。生き抜いている。
常識と私が思っているものは、単なる私見でしかなく、共通認識や公共の福祉的な考えなどない世界。
ウチの会社も今同じ状況だなと感じた。
無法地帯のような、秩序が保たれない、ある意味スラム街のような環境で、続々と人が倒れ、嫌気がさして離脱していっている。
そこで生き抜くか、去るか。
生き抜くにはタフさが必須だ。そしてそのタフさは決して美しいものではない。狡賢く、時には冷徹であることが必要なものだ。
私はタフであり続けられるのか?
中島丈博さんという方のほぼ自伝とのことだが、これが現実だとすると凄まじい。