0.001%にも満たないだろうから
絵本を手にして読むことは年の瀬のようなあわただしい時期には相応しくないのでは?と思いつつも、街から放たれるイルミネーションと福音がそれをそそる。
昨晩のような美しい月が益々加速させる。
表現が好き、絵が好き、手にとったときの感触が好き、様々な理由から選ばれる絵本。
たくさんあり過ぎて、わたしが目にしているのは世の中に存在する0.001%にも満たないだろう、一生出会えるには限りがある、とある意味ヒラキナオリ、気分が向いたその時の感性で手にとるようにしている絵本。
ここ最近はエリック・バテュの画が心地よい。
この季節には特に「大きな空の木」の最後のページにキュンとさせられる。
同じ「木」をタイトルに入れていても、ずいぶん表紙の印象だけでも違う。
「木」つながりで読み進めるみるのもいいのかもしれない。
通販サイトでエリック・バテュの作品を検索すると、絵本の表紙だけで、美術展を開いて欲しいくらい、素敵な画たちが。
どれもまだ手にしていないからストーリーやメッセージはわからないが、知らない言語だとより想像が膨らむ。
ちょっと違った作風だが、他にもとても気になっている作家もいるがおいおい世界観を記せたら。